![イメージ 1](https://stat.ameba.jp/user_images/20190619/10/mirakuru460/bb/28/j/o0450033714472349377.jpg?caw=800)
読者の皆さん、まずは上の画像を見てほしい。
この建物は、何だと思われたか?
金閣寺?
しかし、これは金閣寺ではない。
愛媛県の奥道後温泉に、かってあった錦晴殿(きんせいでん)という建物である。
錦晴殿は、金閣寺の物真似建物として、1966年に造られた。
純金を15㎏も使い、かかった工費は1億7000万円(当時)であったという。
以来、奥道後温泉のシンボルであった。
石手川の清流に映し出された錦晴殿の姿は、
「見事だ」
という評判もあった。
物真似建物だとはいえ、観光者からけっして低く見られていたわけではない。
しかし、2001年に豪雨にあうと、全壊。
錦晴殿が建っていた所は、今や空き地の状態である。
再建する計画は、まったくない。
また、既に存在していた事すら人々に忘れられてきたようで、ネット上の情報、画像も少なくなってしまっている。
ちなみに錦晴殿の話をブログの記事にするのは、これで2度目。
1度目は、2010年に書いている。
今回、珍スポットシリーズに記事を入れんが為、また書いた。