ハート型パンケーキが好評だった「古民家カフェ コピエ」(2020年2月25日閉店) | 話のコレクション

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 私は、2013年10月12日、千葉県の飲食店を食べ歩きした。
 この際、寄った飲食店は、2軒だ。
 そのうちの片方が、「古民家カフェ コピエ」だった。
 
 このカフェは、JR船橋駅と京成船橋駅の間にあった。
 このカフェは、昭和20年代に建てられた民家を改造して作ったから、かなり個性的な外観をしていた。
 
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 古民家カフェ コピエを横から撮影すると、すぐ上の画像の通りだ。
 これでは、知らない人が通りかかっても、ここがカフェだとは気がつかないだろう。
 
 ごく普通の民家に見えるのでは?と思う。
 また、にぎやかな船橋駅、京成船橋駅に近いのに、裏通りにあるせいか、この店は、ひっそりと佇む雰囲気。
 
 「隠れ家風カフェ」とは、まさに、こういう店の事を言うのだろう。
 
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 コピエは小さな店だから、庭をほんの少し歩いただけで、玄関に着いた。
 玄関のドアは、ベージュ色で、ちょっとしゃれた感じである。
 
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 店内に入ると、まだ客は1人もいなかった。
 他の客が来たのは、もう私が店を出る頃だった。
 
 昭和20年代に建てられた民家を改造して造ったという店内は、木がずい分使われていた。
 木が多く使われているせいで、狭いが居心地の良さを感じた。
 
 私は、眺めの良さそうなカウンター席へ座った。
 
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 私が座ったカウンター席から、オープンテラスがよく見えた。
 オープンテラスは、かなり狭い。
 しかし、木々に囲まれている上、目の前の裏通りは、人通りが少ないから、居心地が良い様に思えた。
 外界を遮断し、食事に集中出来そうな感じだ。
 
 またオープンテラスは、箱庭のような独特の世界観があるように見えた。
 
 このオープンテラスが眺められるから、カウンター席も、また風情があった。
 
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 このカフェで、私が注文したのは
 
 パンケーキ (3枚)   680円
 マンゴージュース    420円
 
 このカフェは、「ハート形のパンケーキが、好評だ」という情報を事前に得ていた。
 だから、当然の様に、これを注文してみた。
 
 だが、残念な事があった。
 パンケーキ(3枚)に紅茶かコーヒーが付いて、780円というお得なセットが、この店にはあるらしい。
 しかし、そのセットは平日限定らしく、土曜日だったこの日はなかった。
 
 パンケーキは、数種類あるのだが、私は、「キャラメルウォルナッツ」を選択した。
 
 
 注文すると、マンゴージュースがすぐ出てきた。
 甘いこのジュースを飲みつつパンケーキが出てくるのを待った。
 
 
 マンゴージュースが、グラスに少ししかなくなった頃、女性の店員(店主の娘らしかった)が、パンケーキを持ってきた。
 
 しかし、ここで、私は勘違いに気がついた。
 
 パンケーキは、3枚全部ハート型なのかと思っていた。
 「ハート型パンケーキが好評のカフェ」という噂を聞いていたので、そう思いこんでしまったのだ。
 
 しかし、いざ出てきたものを見ると、1枚はハート型だがあとの2枚は、丸型だった。
 
 でも、まあ、いいか。
 ハート型も、丸型も味はかわらん。
 
 
 私は、ナイフとフォークを使い、パンケーキを食べていった。
 
 パンケーキは、少しばかりふんわりしていた。
 そして、パンケーキ自体は、甘味はあまりない。
 
 しかし、上にかけてあるキャラメルソースや生クリームが、ずいぶん甘さを出していた。
 甘さが、口の中いっぱいに、広がる感じである。
 
 またカリカリした食感のナッツが、とても香ばしい。
 
 甘党には、至福の喜びを与えてくれそうなパンケーキだった。
 
 「古民家カフェ コピエ」は、建物もパンケーキも個性があり、一度行くと、ずっと思い出に残るようなカフェだった。
 
 
 古民家カフェ コピエ(既に閉店)
 営業していた頃の住所 千葉県船橋市本町1-27-11
 
 
※このカフェは2020年2月25日に閉店。私が行ったのは、この時が最初で最後となった。