ミュージカル「ナイツ・テイル〜騎士物語」ArenaLive | 虹がでたなら

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8月9日、劇団四季のアラジンのあと、東京ガーデンシアターへ。
ライオンキングの劇場の近くだ!
ミュージカル「ナイツ・テイル〜騎士物語」ArenaLiveを観ました。
井上芳雄さんと堂本光一さんの主演ということで、なかなかチケットが取れないだろうと思ったら、意外にすんなり取れてびっくり。
会場が広くて、キャパが大きいからですね。
8000人入れるとか!?
3階席で、座席にたどり着くまでが大変でした!?
ステージまでは遠いけれど、大きなスクリーンがあって、出演者がアップで映し出されたので、オペラグラスはなくても大丈夫でした。
井上芳雄さん、堂本光一さん⋯という豪華な2人。
このミュージカルの曲はテレビで何度か聴いたことがあって、楽しみにしていました。
テーベの騎士で従兄弟同士のアーサイト(堂本光一さん)とパラモン(井上芳雄さん)。
友情を誓い、騎士として戦う2人だったが、戦争により捕虜になってしまう。
そして、牢獄から見かけたエミーリア(音月桂さん)に同時に恋に落ちてしまう。
一方、牢番の娘(上白石萌音さん)はパラモンにひかれる⋯。

この上演はミュージカルといってもアリーナライブ形式で、大きな舞台セットはありませんでした。
何本かの木で森が表現され、あとは牢獄など、簡単な大道具がある程度。
そして、物語も、ト書きの部分が役者さんによって語られる。
カジュアルなミュージカル⋯という感じ。
途中休憩がなく、半分くらいのところで突然役者さんたちが素になり、井上さんと堂本さんのフリートークが始まるのです。
トイレに行きたい人は今のうちに⋯という感じ。
役者さんたちも休憩に引っ込んで、バラバラと戻ってきて思い思いの場所に座ってトークを見守る⋯というラフさでした。
その2人のトークがまた面白かった。

歌もダンスももちろん素晴らしかったけれど、演奏が際立っていました。
ステージ後方にはオーケストラが陣取り、サイドには和楽器集団。
楽器の迫力が圧巻でした。
特に4人の和太鼓奏者がかっこよかった。
昨年観た「BLAST!」で、ドラムの超絶技巧に惚れ惚れした石川直さんが出演されていたので、とても楽しみにしていました。
が!、私の位置からはちょうど石川さんが木の陰になっていて⋯、手元が良く見えなかったのががっかり⋯。
途中、舞台配置が変わってようやく拝見できましたが⋯。

ストーリーはシンプルでしたが、その分、音楽とダンスが存分に楽しめました。