飛鳥の旅その5 またまた不思議な石造物と、飛鳥寺 | 虹がでたなら

虹がでたなら

わくわく・どきどき・しみじみ…なものたち

飛鳥の旅の記録、これで最後です。
岡寺から飛鳥寺に向かって歩いていくと、その途中にまたまた謎の石造物。
酒船石遺跡と呼ばれる一帯。
女帝・斉明天皇時代の祭祀遺跡だそうです。
ちょっと坂を上り、竹に囲まれたところに酒船石。
静謐な雰囲気。
飛鳥の謎の石⋯と言われているそうですが、本当に不思議な石です。
石の上にこのような模様が彫られています。
なんだか宇宙人が造ったように見えます。

側面にも何やら模様が。
何なのでしょうね、これは⋯。
そしてその下の方には亀形石造物と呼ばれるものがあります。
こんなふうに、石が敷き詰められたり石垣が造られたりしている中に⋯
石造物。
亀の形をしたものと、小判形のもの。
湧水施設なのだそうです。

亀の部分。
祭祀を行う空間だったらしいですが、どのような祭祀が行われていたのか⋯、興味深いです。

そして最後は飛鳥寺へ。
蘇我馬子が発願して創建された日本最初のお寺だそうです。
ここには日本最古の飛鳥大仏があります。
パンフレットの写真。
火災による被害のあとが窺えますが、なんとも穏やかな表情です。
飛鳥の里を、史跡を巡りながら10kmほど歩きましたが、飛鳥は本当に静かな地でした。
最近、観光地はどこも外国人であふれているのですが、ここではほとんどいなかったし、日本人観光客でさえあまり見かけなかった。
静かに、飛鳥の歴史に思いを馳せることのできた旅でした。

日曜日、マラソンの帰りは鰻のお寿司を買って特急電車で食べ⋯
京都駅で新幹線を待っていると、なんと!、ドクターイエローに遭遇。
なんてラッキーなんだ!
これはきっと、一生のうち最初で最後の遭遇でしょう⋯。