先週のことですが、東京都美術館に行ってきました。

田中一村展が開催中。

「奄美の光 魂の絵画」…というタイトルが。

幼少の頃から作風の変遷をたどり、最後にたどり着いた奄美の風景画まで、見ごたえのある展覧会でした。

チラシより、「白い花」。

花の絵が美しかったけれど、特にこの絵が素敵でした。
しばらくはまっていたというケイトウの絵も凛としていました。
鳥が好きで、鳥の観察をしながら数々の絵を描いていたそうで、様々な作品の中にアクセントのように登場する鳥が、とても可愛らしく、存在感を放っていました。
最後の展示室は、奄美で描いた縦長の絵がズラリと並び、奄美の風景の中に入り込んだようでした。

田中一村さんといえばアダン…。
田中一村さんの名を聞けば奄美の風景が思い浮かぶ…、独自の世界を作り上げた方ですね…。
奄美に行ってみたくなりました。
東京都美術館では、同時に現代作家の方々の展覧会も開催していました。

「大地に耳をすます気配と手ざわり」展。

6人の方々の作品が展示されていて、撮影可でした。
川村喜一さん。

2枚の写真を組み合わせた奥行きのある作品。

自然の生物を写した迫力のある写真も多くありました。

楽しかったのはミロコマチコさん。

絵本の世界を再現。



力強く、生命力を感じる絵。

