劇団四季「ジーザス・クライスト=スーパースター」 | 虹がでたなら

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劇団四季の「ジーザス・クライスト=スーパースター」エルサレム・バージョンを観ました。
かつて観て、インパクトのあるメロディーが忘れられない演目。
東京公演のチケットはあっという間に完売で取れなかったけれど、宇都宮公演のチケットはいい席が取れました。
開演前は撮影可。
この舞台の土の質感。
どうやって作っているのだろう?
地方公演だからあちこちにこれを運んでいるわけだし…。
劇団四季の他の舞台のように、大きな舞台転換はないけれど、照明でいろいろな場面を演出しています。

またこの演目は、セリフがほぼメロディー。
そしてそのメロディーが、5拍子や7拍子があって、なんとも不思議な雰囲気を出しているのです。
迫り来るような迫力というか圧迫感があるような。
曲が始まるたびに、これは何拍子?…と、ついつい数えてしまいました。

神の子であるイエス・キリストの、人間としての葛藤を描いていて、イエスは常に苦悩の表情。
嘆いたり叫んだり。
なんだか痛ましくもある。
そして十字架にはりつけになった姿は生々しく感じました。

鳴り止まない拍手に、皆さん何度も何度も登場してくれて、素敵でした。
宇都宮の観客、とても熱かったです。