「ゴジラ-1.0」 | 虹がでたなら

虹がでたなら

わくわく・どきどき・しみじみ…なものたち

「ゴジラ-1.0」
ずっと気になっていたのですが、やっと観に行けました。
アカデミー賞効果か、結構人がいました。

ゴジラの迫力は時代に関係なくすごいですね…。
この水色の背鰭がピキッピキッ…っと現れるところは昭和とは思えない。

特攻隊から逃げてきた敷島(神木隆之介さん)は、焼け野原の日本で、典子(浜辺美波さん)と、典子が連れてきた赤ちゃんと出会う。
ささやかな幸せを感じていたところに、ゴジラが出現…。
勇気ある人々が、ゴジラを退治するための作戦を練る…。

 とにかく迫力の怪獣映画であると同時に、戦争映画でもあるな~と感じました。
命をかけることを当然のように思われた人、仲間を失いながら生き残った人、戦争に行けなかったことを後ろめたく思う人、家族を失った人…それぞれの立場の苦悩が切ない。

神木隆之介さんの、抑えた表情からさまざまな感情を感じさせる演技は見事ですが、悔しさ、怒りの中にも誠実さをにじませる青木崇高さんの役が特に印象的でした。