法隆寺を見た後は、斑鳩をひたすら歩く…。
鴨がたくさんいる片野池を横切り、

法輪寺へ。

斑鳩三塔の一つである三重塔。
ここに向かいながら、右手の奥には法起寺の塔も見えて、こんな近いところに塔が集まっていることに驚きます。

高さ24m。



講堂の中には、ずらりと仏像が並んでいました。

特に、4mもある十一面観音菩薩立像の美しさに見とれました。
ここは、聖徳太子の息子さんが、太子の病気平癒を願って建立したと言われているそうですが、聖徳太子二歳像、十六歳像があり、いかにも賢そうなお顔でした…。
続いて法起寺。

ここの講堂にも、実に立派な十一面観音菩薩立像がありました。
ちょっと十一面観音菩薩にはまってしまいそう…。

聖天堂。

国宝の三重塔。
現存する日本最古の三重塔だそうです。

もう、次々現れる国宝に感動するばかり。
法隆寺に歩いて戻り、この時点で6㎞ほど歩いていたのでお腹がすいて、お昼にしました。

法隆寺名物という、柿うどんを食べてみた。
食感は、うどんというよりも、太めのひやむぎ…という感じでした。
ほのかな甘味があり、美味しかったです。

斑鳩のマンホール。

こんなマンホールも見つけた!

それにしても斑鳩は静かで、こんなに立派なお寺や仏像があるのに、歩いているのは私だけなのにびっくり。
法輪寺や法起寺でも、2人くらいにしか会わず…。
落ち着いた雰囲気のなか、穏やかな仏さまとゆったり向き合うことができました。