奈良を旅する⑥静かな法隆寺 | 虹がでたなら

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奈良の旅2日目は、まずは斑鳩を歩きました。
朝8時に法隆寺へ。
JRの駅から法隆寺に向かう道を歩くのは私一人。
奈良公園の大混雑が嘘のようです。
南大門。
さらに歩いて…
近づいてきた。
中門と五重塔。
中門。
迫力の金剛力士像。
筋肉と目力に威圧されます。
門の中は撮影禁止なので写真はありません。
撮影禁止な分、一段と静かで、皆が落ち着いて観ている感じがします。

五重塔は、日本で最古の五重塔とのことで、高さは32,5mもあるそうです。
中を見ると、四面に仏教の教えを表現するという塑像があってその細かさに圧倒されました。
近くで見てみたい…。

大講堂の中にある薬師三尊と四天王像、金堂の中にある金銅釈迦三尊像など、優しい表情の仏像に癒されました。
飛鳥仏の代表作という百済観音立像はスラリとした立ち姿が美しかった。

そして特に印象的だったのは、隣の中宮寺にある如意輪観世音菩薩です。
「考える像」として有名だそうですが、アルカイックスマイルといわれる優しい微笑みを浮かべていて優美でした。

夢殿の外側。

瓦も見応えあります。

渋い塀を伝い、北へ歩く。
飛鳥時代の姿を現代に伝える世界最古の木造建築という法隆寺。
細かいところまで見所満載でしたが、飛鳥仏の優美な表情が、特に印象的でした。