東京ステーションギャラリーで開催中の「みちのくいとしい仏たち」展。

この展覧会の感想を一言で表現するならば、「これはたまらんっ!」。

ほんとにもう、一つ一つの仏さまを見ては、「なにこれ~っ!」と、声が出そうになりました。
どれもこれも、癒される。
笑顔になる。
可愛らしくてたまらない!

仏師ではなく、大工や木地師が作ったという仏さまたちは、表情がほのぼのしていて、ちょっとアンバランスなプロポーションやポーズがユニーク。

「厳しい風土を生きるみちのくの人々の心情を映した祈りのかたちそのものといえます。」…との解説が。
厳しい自然や暮らしのなかで、こんな仏さまが近くにいたら、それだけでほっとしそうです。

フォトスポット。

この「山神像」は特にほんわか。
頭がこんなに大きくて、手がちっちゃくて。
そして目もとも口元も笑ってる!
話しかけたくなりますよ。

チケットは何種類かあり、私がもらったのはこれでした。
鬼なんだけど、なんだか惚けた感じで可愛い。

江戸時代にたくさんの作品を残した右衛門四良さんという方の作品がズラリとあったけれど、それがまた素朴で良かった。
仏さまたちにも癒やされたけれど、この展覧会で感動したのは、一つ一つの作品の解説です。
仏さまたちへの愛にあふれている!
可愛くて可愛くて仕方ない…という気持ちが伝わってきます。
そして、解説で語られている「可愛いポイント」がとても分かりやすく、ますます可愛く感じられます。
東京都に住んでいたら、何回でも観に行きたい…というか、仏さまたちに会いに行きたい。