日生劇場にて、ミュージカル「ラグタイム」を観てきました。
２０世紀初めのアメリカが舞台。
白人、黒人、移民してきたユダヤ人…３つの人種の家族が出会う。
裕福な白人家族。
苦しい生活を強いられるユダヤ人の親子。
差別を受け、悲しい現実に直面する黒人のカップル。
差別をする人もいれば、助け合い、支え合い、理解し合う人もいる。
子どもたちの未来に希望を感じさせる終わり方でした。
派手なダンスはないけれど、とにかく歌の迫力が圧巻でした。
黒人のピアニストを演じる井上芳雄さん、ユダヤ人の父を演じる石丸幹二さん、白人家族の弟を演じる東啓介さん、白人の母親役の安蘭けいさん、黒人女性を演じる遥海さん…、皆さんの声の美しさ、艶やかさ…素晴らしい…。
歌も、馴染みやすいメロディーで、歌詞がしっかりと届いてきました。
井上芳雄さん、ちょっと前までムーラン・ルージュを演じていたのに、この切り替え…すごい。
役者さんたちの記憶力には驚くばかり。
井上芳雄さんのミュージカル…、ムーラン・ルージュとこのラグタイムは、一発でチケットが取れたのですが、年末のベートーヴェンは結局取れませんでした。
チケットぴあ、イープラス、東宝チケット…とあらゆる先行抽選に応募しましたが全敗。
一般発売もあっという間に完売。
日生劇場で窓口販売がないかと期待したのですが、なく…。
本当に悔しい…。