初・サントリーホール。

これを聴きに。観に?

「筋肉協奏曲」マッスル!ハッスル!クラシック!
エール管弦楽団が、早稲田大学ビジネススクール川上智子研究室と「クラシカエール(暮らし・変える)」という企画を展開していて、クラシック音楽を新しいエンターテイメントとして創出しているそうです。
今回は、「筋肉」とのコラボ。
これは面白そう…と思い、行ってみました。

プログラムはこんな感じ。

1曲目「筋肉とテンション」は、ルクセンブルク在住の人工知能AIVAが、筋肉をテーマに作曲。
元シルク・ドゥ・ソレイユの奥澤秀人さん、KーBallet Companyでプリンシパルだった白石あゆ美さんのエアリアルの演技とコラボレーション。
お二人の空中での演技、しなやかで優雅でした。
2曲目の「ファランドール」は、筋肉紳士集団オールアウトの皆さんとの共演。
これはもう、面白かった~!
ファランドールのリズムに合わせてポーズや動きをユーモラスに決めて、笑わせてくれました。

筋肉紳士集団の皆さんの筋肉、メリハリがあって見事…、素晴らしい~!
この方々のパフォーマンスをまた見てみたい。
筋肉は努力の賜物。
尊敬します。
続いては、YouTuberオガトレさんとのコラボで、オーケストラに合わせてのストレッチタイム。
「葦笛の踊り」に合わせて手のひらをグーパー。
「トレパーク」に合わせてパンチ。
「朝」に合わせて首を伸ばす。
すっきり!
第一部の最後は、「バッカナール」に合わせてマノヒバ・ジャパンの皆さんのタヒチアンダンス。
お腹と腰の激しく細やかな動きに圧倒されました。
第二部は、ブラームスの交響曲第1番ハ短調 作品68。
ベートーベンを尊敬していたというブラームスのこの曲は、「運命」や「第九」に似た要素があるということを、指揮者の鰺坂圭司さんが分かりやすく解説してくださいました。
クラシック音楽の新しい楽しみ方。
老若男女、みんな笑顔になれるコンサートでした!