お魚の繁殖を試みる | 虹がでたなら

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職場に、絶滅危惧種のミヤコタナゴがいます。
一昨年、繁殖にチャレンジして30匹ほど生まれ、その半分ほどが無事に育っています。
昨年は、卵を産み付ける貝が死んでしまい、繁殖できず…。
今年もチャレンジします!
産卵に必要な二枚貝を買ってきました。
10cm弱のものが500円、その半分ほどのものが250円。
二枚貝が呼吸する仕組みを利用して産卵するのです。
繁殖期になると、雌のお腹には、一見フンかと思うような産卵管が伸びてきます。
その産卵管で貝の中に卵を産みます。
すると雄がやってきて精子を貝に向けて出し、貝が吸い込むのです。
そして貝の中で受精して、稚魚が生まれ、1か月ほどで出てきます。
すごい仕組みです。
雄は、産卵期になると、体やひれが赤くなってきます。
2つの水槽に、雄雌をバランス良く分けて…、
貝を投入!



さっそく魚たちが寄ってきて、貝の様子をうかがっていました。
生き物の本能ってすごいな~と感動します。
教わるわけでもないのに、見たこともないのに、ちゃんと繁殖していくのですからね…。

今回は、どのくらい稚魚が生まれるか…、ワクワク!
あと、ビデオを仕掛けて、産卵の瞬間を撮影してみたいんですよね…。