盛り上がる義仲館 | 虹がでたなら

虹がでたなら

わくわく・どきどき・しみじみ…なものたち

普段はほとんど、観光客どころか歩いている人もいない、木曽の実家周辺ですが、このゴールデンウィークは全く違う!!
「鎌倉殿の13人」のおかげで、木曽義仲旗挙げの地…として盛り上がっています。
あちこちに幟が立っている!
義仲館の駐車場にキッチンカーなどが来ている!?
いつ行っても自分しかいなかった義仲館ですが、今は大にぎわい。
このゴールデンウィークで、昨年一年分くらいの集客があるのでは?…と思うほど人がいました。
義仲と巴像。
檜で作られた木曽馬。
巴御前をイメージして描かれた絵画。
「義仲相関図」
この絵の中で好きな絵を選んで伝えると、その絵のおみくじがもらえます。
私は巴渕の絵を選びました。
映像コーナーでは三種類の義仲紹介動画が放映されていました。
椅子にいっぱいの人でびっくり!
ラップとアニメーションで義仲の一生を紹介する動画がとても面白かった。
義仲の戦いやゆかりの地を紹介するパンフレットもたくさんありました。
タッチパネルを操作して、戦いの場所などを知ることができるコーナーもあって楽しめます。

「鎌倉殿の13人」での青木崇高さん演じる木曽義仲と、秋元才加さん演じる巴は、とてもイメージにぴったりで素敵でした。
2人の最期は本当に悲しかった…。
義仲が馬に乗った姿で、「やるだけのことはやった。何一つ悔いはない。一つだけ心残りがあるとするならば…」と言ったところで額を矢で射られたシーンはあまりにショックで…。
愕然としました。
何度も繰り返し見て、泣けました…。
そして、その一つの心残りは何だったのだろう…と、ずっと考えていました。
そしたら、ちょうど信濃毎日新聞に青木崇高さんのインタビューが載っていて、青木さんが「木曽の景色をもう一度見たかった、ですかね。」…と答えていました。
その言葉を読んで、改めてうるっとしました。
義仲を青木さんが、演じてくださって、本当に良かったな~と思います。
義仲館に青木さんのサインがありました。
この場所にいらしたんだ…というのも感激です。
義仲と巴を大河ドラマに…と運動をしていた父の思いも報われたと感じます。

木曽川沿いはハナモモが満開です。



義仲が見ていた木曽の景色、最後に見たかった景色はどんなだったのだろう…と想像します。