「シカゴ」 | 虹がでたなら

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わくわく・どきどき・しみじみ…なものたち

いつも行っている映画館で、「午前十時の映画祭」…として、過去の名作を上映しています。
先日まで「シカゴ」をやっていたので観てきました。
1920年代のシカゴ。
スターを夢見るロキシーは、舞台に出してくれると自分を騙していた愛人を射殺して監獄に。
そこには、様々な理由で凶悪な犯罪を犯した女性たちが…。
そこで憧れのスター、ヴェルマと出会う。
ロキシーは悪徳弁護士ビリーの入れ知恵で、マスコミを利用し、獄中でヴェルマを凌ぐ人気を手に入れていく…。
次から次へと嘘を重ね、策を練り、マスコミの注目を集め、無罪を得ようとするロキシー…。

シカゴは、今まで何度も観てきた映画ですが、何度観ても色褪せない。
したたかな女性たち、抜け目ないビリー、一人一人の存在感に圧倒されます。
そして、物語の展開と、歌・踊りが繰り広げる表現が素晴らしく響き合う。
セクシーな悪女風(悪女ですが)ダンス、人形劇風のダンス、リチャード・ギアさんの軽快なタップダンス…。
バラエティーに富んだダンスから目が離せない。
ストーリーも歌もダンスも、スピード感に溢れ、そして様々な感情を惹き起こし、本当に見事!…な映画です。