「マスカレード・ナイト」 | 虹がでたなら

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東野圭吾さん原作の「マスカレード」シリーズ。
「マスカレード・ホテル」に続く第2弾、「マスカレード・ナイト」を観てきました。
舞台は「ホテル・コルテシア東京」。
ホテルに勤務する山岸(長澤まさみさん)と、潜入捜査官、新田(木村拓哉さん)が、立場の違いから時に衝突しながらも、事件を解決していく…。

今回は、数日前に起きた殺人事件がきっかけ。
その犯人が、ホテル・コルテシア東京で開催される、年越しカウントダウンパーティーに現れるという密告状が警察に届き、ホテルでの潜入捜査が始まる…。
全てを疑う立場の警察と、お客さまを信じるという立場のホテル。
お互いなかなか譲り合えないままタイムリミットが近づいていく。

ホテルのトップを演じる石橋凌さん、警察側のトップを演じる渡部篤郎さん、双方のリーダーとしての姿がカッコいい!
ホテルを訪れる人たちは、誰もが何だか怪しく、怪しくなさそうだった人がいつの間にか怪しくなり、なかなか先が見えない。
怪しそうだった人が、実はいい人だったかも…と、ホロッとさせながら、やっぱり怪しい人だったり。
すごく怪しかった人が、それは偽りだったり。
ホテルを訪れる人はみんな仮面をかぶっている…とのセリフの通り。
前作も今作も、仮面のシーンが最後を飾りますしね…。

それにしても、本当におもてなしが素敵なホテルです。
一度くらいこんなホテルに泊まって、コンシェルジュさんに何か相談してみたいな。