
山が美しい。
山が怖い。
映像で見ているだけで足がすくんでしまう。
こんなに恐ろしい山に…、
こんなに寒い雪山に…、
なぜ登るのか?
「そこに山があるから」…と言った人がいるけれど、阿部寛さん演じる山男は、「俺がここにいるから。俺がいるから登るんだ。」…と言う。
阿部寛さんの存在感と目力がすごい…。
脳裏から離れません。
足がだめになったら手で登れ
手がだめになったら歯で登れ
歯がだめになったら目で登れ
目もだめになったら想え
心で想え…
阿部さんが低い声で、強い意思で語る言葉が、胸にズシンと響きました。