ドキドキ!ライスボウル | 虹がでたなら

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お出かけしていたので、帰ってから見ようとライスボウルを録画しておきました。
なのに…、見る前に…、ニュースを見ていた父が親切に⁉結果を教えてくれました。
がっくり。

それでも、結果がわかっていても面白いのがアメフトです。
そして、本当に、結果を知っていながらも最後までドキドキのナイスゲームでした。

立命館大学対パナソニック。
関西同士の対決となった今年のライスボウル。
しかも、パナソニックには十数名の立命館大学出身者がいるとのことで、立命館祭…みたいな試合。
ちょっと気持ちの盛り上がりには欠けますが…。
そんな中、パナソニックの監督がビッグベアーズのOB…と聞いたので、パナソニックを応援することにしました。


前半はなかなか両チーム、タッチダウンが決められず…。
パナソニックがフィールドゴールでじわじわリード。

…が、立命館、面白い~!
関西学院大学も、毎年いろいろなプレーで楽しませてくれたけれど、立命館もすごいです。
RBなど、QB以外のいろいろな選手がパスを投げたり。
いきなりのオンサイドキックを見せたり。
パントと見せかけてパンターが走っていってパスを受けたり。
意表をついたプレーを随所で見せて、盛り上げてくれました。
もちろん、普通の?プレーにおいても、ひとりひとりの能力がすごかったですが…。


残り4分ほどで立命館が逆転したときには、このまま立命館!?…と思いました。

しかしそこは、経験から来る余裕を見せるパナソニック。
全く負ける気配を感じさせない。
解説の方も、「パナソニックは燃えているでしょう」…と。
攻めるパナソニック。
フォースダウンギャンブルを2回も決め、こちらも意表をつくプレーでタッチダウン。
さすがでした。

時間はまだ1分ちょっとある。
あきらめない立命館が、見事にパスを決めていき、フィールドゴールのチャンスを得ました。
ここで決めれば同点。
距離は49ヤード。
…ちょっと遠い…、残念ながら届きませんでした。

甲子園ボウルでの、早稲田のキッカーと同じ気持ちを味わうことに…。

この、最後のキックで試合が決まる…という状況、アメフトでは良くあるけれど、本当にものすごい緊張感です。
キッカーのプレッシャーはすごいことでしょう。
悔しかっただろうな…。

両チーム、最後の最後まであきらめない、本当に見ごたえある試合でした。
今年は、Xボウルも甲子園ボウルもライスボウルも面白かった。
こういう面白い試合をして、それをたくさんの人が見てくれれば、アメフトファンも増えると思います!