「日本人が描いたパリ」 | 虹がでたなら

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わくわく・どきどき・しみじみ…なものたち

パリに渡った画家たちの作品を集めた展覧会が、ブリジストン美術館で開催されています。


ルノワールやセザンヌなどから学びながら、新しい作風を展開して行った人たち。

あれこれ見て、印象にのこるのは、優しい光。
柔らかな表情。
そして白の美しさ。

心に残った絵。

浅井忠「グレーの洗濯場」

水の音が聞こえてきそう。
水が近くにあるのは落ち着きます。
私の眠る部屋も、山からわいている沢水が、ため池にそそぐ音が聞こます。

佐伯祐三「テラスの広告」。
この人の白は都会のざわめきを吸収するかのよう。


そして、藤田嗣治。
透明な白。
「ドルドーニュの家」。



ちょっとユーモラスなこの絵が気に入りました。
「猫のいる静物」。

猫のいたずらっ子のような表情と、四十雀の必死さが、なんだかユーモラスです。

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