飯田市のさらに南にある阿南町富草に足をのばしました。
ここは、2・3歳の時に住んでいた場所。
テレビで秘境列車の番組をやっていて、ここ、飯田線が取りあげられていました。
私の住んでいたところは、日本の秘境か~!?…としみじみしたのでした。
ここはさすがに記憶に残っている景色はない。
「化石館」なんてものがあったので寄ってみました。

入ってびっくり!
「学術専門委員」…として、父の兄の名前が書いてある!?
展示物も、父の兄が書いたものだった!

地質学の研究をしているのです。
そして展示物を見てまたびっくり!
あちこちに展示されている貝類には、寄贈者として、父の弟の名前が!

貝塚の研究をしていて、神奈川の博物館で働いているのです。
思いっきり身内な感じの化石館。
嬉しくなってしまいました。
驚いたことに、この辺はかつて海だったんですね…。
様々な展示物にロマンを感じるのでした。
貝の化石。

イルカの骨やらクジラの骨。

アンモナイト。

ジュゴンの骨。

デスモスチルスというカバみたいな生物の歯

サメの歯。

ここでは11種類のサメ類が見つかっているそうです。
カニサイの下あご。

この他にもいろいろな生物の化石があり、なんだかゾワゾワと、気配が押し寄せてくるようでした。
これらの化石は、旧富草中学校の化石クラブの生徒たちが集めたそうです。
楽しかったでしょうね…。
こんな素敵な宝探し。
木曽の家に帰って、両親に化石館でおじさんたちの名前を発見したことを報告すると…、
なんと!!この化石クラブを率いていたのは父だったそうです。
またまたびっくり!
化石館、私を引き寄せたんですね…。
ゾワゾワ…。