初恋の人に会いに行く | 虹がでたなら

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会いたい人、会わなくてはいけない人には、会える時に会いに行く…というのが私の今年の目標のひとつ。

そんなわけで、いきなりですが、初恋?の人に会いに行くことにしました。

考古学の研究をしている父の仕事の関係で、長野県内を転々としていた子ども時代。
幼稚園の年長と小1の時に住んでいた飯田市に行きました。

1年だけ通った浜井場小学校。
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そう、丸い校舎だった!

今では「旧黒須邸」と表示がある、この黒い門をくぐって行ったところに住宅があって、一棟に私の家族、もう一棟に父と発掘をしていた大学生たちが住んでいたのでした。
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奥の方に写っている蔵…。
怒られるとよく閉じ込められた蔵…。

幼稚園時代おてんばだった私は、元気な男の子たちと駆け回って遊んでいました。
弱冠6歳にしてプロポーズしてくれた、大ちゃんという子と、ガキ大将であだ名も「大将」だった子。

大将は、80年以上も前から続いている有名な老舗であるお饅頭屋さんの跡取り息子。
行ってみました。
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ちゃんとある。

お店に入ると、ホントにいました!
?十年ぶりなのに、こんなに簡単に会えるなんて!?

私が名前を言いかけると、「○○ちゃん!!」…と、すぐにわかってくれました。
?十年ぶりなのに。

?十年があっという間だったかのよう。

懐かしい~…と、幼稚園時代のことを思い出し、お互い今までのあれこれをざざっと報告し、なんと大ちゃんの最近の写真も見せてくれたのでした。

子どもの頃もたくさん食べたお饅頭。
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懐かしい甘さ。
心も、懐かしく甘い気持ちに。