足尾を走りました。
足尾の町を過ぎて走っていくと、廃墟が。

寂しげな空気が漂います。

木のなくなってしまった山…、

いろんな人が植樹を行っていて、少しずつ緑がよみがえって来ています。

松木渓谷。

マウンテンバイクを買ったばかりの頃、自転車の雑誌に、ここが「日本のグランドキャニオン」とかいって紹介されていて、走りに来ました。
いつの間にかゲートが作られてしまい、奥には入れなくなってしまいました…。
松木渓谷から下流を見るとこんな感じです。

かつての繁栄と衰退と…。
荒れ果てた山と、取り残された建造物が、もの悲しい気持ちにさせます。
下ってくると、間藤の駅の手前に、「銀山平」に抜ける林道を発見。
この辺の林道は、ほとんど走破した林道好きなので、ちょっと行ってみることに。

そしたらです。
「ひゃ~~!!」…っという道でした。
狭い。急。くねくね。谷が深い。落石がごろごろ。
オソロシイ。
対向車が来ないことを願いつつ…さすがに来ない…、久しぶりにゾクゾクする運転を楽しみましたよ。

林道マニアな方はぜひどうぞ。
銀山平につくと、銅山が機能していた頃の名残があちこちにあり、日光市による丁寧な解説も加えられていました。
坑夫の浴場跡。

製錬所・選鉱所跡。

どんな作業、どんな暮らしがおくられていたのでしょうね…。
こんなに寂しい山の奥で…。
銀山平からは、「激・ヒヤッ」ではなく、「ちょっとヒヤッ」…くらいの道で、対向車が来ちゃったけどなんとかバックしてかわし、

無事、県道122号まで戻ってきました。
さすがにこのコースは、自転車は恐ろしいけど…、チャレンジする人もいるのかな??