地方公務員”の現在(いま)を応援し、そして未来も照らしたい。“現役地方公務員キャリアコンサルタント、ヒューマンリソースコンサルタント”の澤村一誠です。
今日もお読みいただきありがとうございます。
答弁は立て板に水のように上手い答弁をされる課長、さほど上手くはありませんが説得力のある答弁をされる課長、非常に答弁の長い課長、木で鼻を括ったような答弁をされる課長など様々です。
答弁は“慣れ”だとおっしゃる方もおられます。確かにそういった要素はありますが詰まるところ答弁の成否は、十分な準備と質問の意味・趣旨を良く理解したうえで落ち着いて答弁することです。
先輩課長で決して答弁は上手くないのですが質問した議員さんが“なんとなく”納得される答弁をされる課長がおられました。本当に納得されていたかどうかは微妙です。
例えて言えばこんなやりとりです。
議員さん「この事業はどういった根拠に基づいて実施しているのか教えて欲しい」
課長「その事業は市のグランドデザインを踏まえ関係各課でディスカッションして前年度の事業レビューを参考にコンセンサスを得て実施しました」
議員さん「根拠を質問しているのでもう一度答弁して欲しい」
課長「担当の職員のボトムアップからトップダウンを踏まえ実施したところです」
議員さん「だから根拠を聞いているから根拠を教えて欲しい」
課長「オーソライズするためのディスカッションというプロセスを経てコミットしたものです。こういった取り組みがイノベーションにつながるものと考えております」
議員さん「横文字ばかりで答弁の内容がよくわからない(怒)要は然るべき手続きを経てるということか」
課長「そのとおりでございます」
議員「最初から日本語で答弁しろ(怒)」
上記の事例は少し脚色をしていますが当たらずとも遠からずのやりとりです。悪気はないのでしょうがこういった答弁は「いかがなものか」です。
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