地方公務員”の現在(いま)を応援し、そして未来も照らしたい。“現役地方公務員キャリアコンサルタント、ヒューマンリソースコンサルタント”の澤村一誠です。

 

今日もお読みいただきありがとうございます。

 

答弁は立て板に水のように上手い答弁をされる課長、さほど上手くはありませんが説得力のある答弁をされる課長、非常に答弁の長い課長、木で鼻を括ったような答弁をされる課長など様々です。

答弁は“慣れ”だとおっしゃる方もおられます。確かにそういった要素はありますが詰まるところ答弁の成否は、十分な準備と質問の意味・趣旨を良く理解したうえで落ち着いて答弁することです。

 

先輩課長で決して答弁は上手くないのですが質問した議員さんが“なんとなく”納得される答弁をされる課長がおられました。本当に納得されていたかどうかは微妙です。

 

例えて言えばこんなやりとりです。

議員さん「この事業はどういった根拠に基づいて実施しているのか教えて欲しい」

課長「その事業は市のグランドデザインを踏まえ関係各課でディスカッションして前年度の事業レビューを参考にコンセンサスを得て実施しました」

議員さん「根拠を質問しているのでもう一度答弁して欲しい」

課長「担当の職員のボトムアップからトップダウンを踏まえ実施したところです」

議員さん「だから根拠を聞いているから根拠を教えて欲しい」

課長「オーソライズするためのディスカッションというプロセスを経てコミットしたものです。こういった取り組みがイノベーションにつながるものと考えております」

議員さん「横文字ばかりで答弁の内容がよくわからない(怒)要は然るべき手続きを経てるということか」

課長「そのとおりでございます」

議員「最初から日本語で答弁しろ(怒)」

上記の事例は少し脚色をしていますが当たらずとも遠からずのやりとりです。悪気はないのでしょうがこういった答弁は「いかがなものか」です。

 

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母が短期記憶がなくなるという認知症になってかれこれ3年になります。

そんなこんなで隣に住んでいる私が朝食のパンを母のところまで持って行ってお茶を入れ薬を飲ませているという事を少し前にお伝えしました。

 

毎日のことですからどんな日もあります。

私も仕事が忙しくて朝早く出勤しなければならならなくて焦っているときや穏やかにと思っていてもその時の気持ち次第で些細なことで腹が立つこともあります。

母もそうです。私の言う事を素直に聴くこともあれば気ままを言うこともあります。

 

お互いがマイナスの時はひと悶着あります。

小競合いか発生します。先日、本当に久しぶりにそんなことがありました。

 

いつもは素直に私の言うことを聴く母が「パン食べたくない」、「何もしたくない」、「しんどい」などといったわがままを言いました。

 

最初は穏やかに接していた私もついに堪忍袋の緒が切れ「そんな事を言うんなら勝手にしたらええ。もう知らん」と母を責めるような言葉を吐いてしまいました。

 

そして自己嫌悪、反省、後悔エトセトラ。

母は普通ではないんだと頭ではわかっていても心がついていかない、肉親だからこそ腹が立つ。元気で何でもひとりで出来ていた母を知っているからこそのやりきれなさ、情けなさ、母を責めても何も変わらないとわかっていても責めてしまう自分自身への苛立ち、朝がそんなスタートだとその日一日いろいろ考えてしまいます。

 

遅ればせながら最近気づいたことがあります。母はパンを持って行ったときにいつも私に「ありがとう」って言うことを。

そして私も感謝の気持ちを持って母の世話をしなければならないことを。

 

これからもブログで母との格闘の模様をお知らせします。

 

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今日もお読みいただきありがとうございます。

議員さんの質問の意味・趣旨が理解できないときがあります。

どうしたらいいと思いますか?悩みますよね。

 

実は、不思議なことなのですが我々執行部(市長以下我々職員側)には反問権がありません。反問権とは何でしょうか?

文字どおり反問する権利です。反問権があれば議員さんの質問の意味・趣旨が理解できないときに「ただいまの委員の質問はこういう趣旨の質問ですか?」とか「こういったことをお尋ねですか?」のようにこちらから確認ができます。

しかしながら反問権がないため確認できません。どうしてでしょうか。本当に不思議です。

 

よく議会(議員さん側)と執行部は車の両輪に例えられます。

車の両輪とは、まさに言い得て妙です。立場は違いますが市民サービス向上という目的のために双方が車の両輪のように進んでいくことだと理解しています。車輪の大きさは同じであるべきですし車輪の材料も同じであるべきです。異なれば前に進みません。

しかし現実は議会側の車輪は大きくて材料が鉄、執行部は小さくて材料は木とか紙です。

 

議会は議論の場で政策の説明責任を執行部側に課したからには反問権を与えなければフェアーとはなりません。反問権は、議員さんの質問に対して論点・争点を明確にするためにも必要です。反問権は認めるべきです。

 

反問権がないため質問の意味・趣旨が理解できないときは、「ただいまの委員の質問の意味・趣旨はこういうことだと理解してお答えすれば〇〇〇〇になります。」という答弁になります。

 

変ですね。

 

 

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