地方公務員”の現在(いま)を応援し、そして未来も照らしたい。“現役地方公務員キャリアコンサルタント、ヒューマンリソースコンサルタント”の澤村一誠です。

 

十分な準備をすれば、あとは腹を括って当日を迎えるのみです。

どんな質問をされても慌てることなく自信を持って答弁するのみです。

 

その際、留意しなければならないことは前任者の答弁と矛盾しないようにすること。

そして肯定(イエス)で受けるようにすること。最終的には「できない」と答弁することになってもまずは、質問は「ごもっとも」というスタンスで受けることです。そして「しかしながらこういった課題がありますので現時点ではできないと考えております」といった答弁になります。

また、必要以上に長い答弁は避けたいですね。質問されたことに端的に明瞭にが答弁の基本です。往々にして自信のないときは長い答弁になりがちです。また、言い訳がましく聞こえます。

 

まれに議員さんの質問の趣旨が理解できないときがあります。また、答弁が複数課にまたがる場合や答弁するのはA課長かB課長だがどちらが答弁すべきか悩ましい質問があります。

こんなときはどうするべきでしょうか。次回以降でお伝えします。

 

最後に答弁の動作ですが、自分への質問だと明らかな場合は、

①右手を上げます。

②委員長の指名を受けて起立し

③枕詞は「お答えします」

④委員の(ここでは先生と言わない)お尋ねの件につきましては、または、ご質問の件につきましては、「〇〇〇〇〇」

④結びは「以上です」

になります。

この動作は市役所によって異なりますが概ねこういった流れです。

 

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備えあれば憂いなし」「転ばぬ先の杖」とはよく言ったもので議会での答弁もどれだけ準備をするかがその成否に関わってきます。

 

はじめて課長になって議会に臨むにあたってどのような準備をすればいいのか。

私が先輩課長から教えていただいた内容をシェアします。

一言でいえば「彼を知り己を知れば百戦殆うからず」です。

担当する委員会に属する議員さんがどのようなことに関心を持っておられるのか。どのようなことを課題と捉えておられるのか。これまでどのような質問をされているのか。

議員さんにも課題と捉えておられることに傾向があります。また、質問にも傾向があります。

 

まず、これを知ることが必要です。知ることが備えへの第一歩です。

どのような方法で知るのか。いろいろな方法がありますが私は過去の議会の議事録を検索することからはじめます。最近は便利になり過去の議会の議事録は短時間でネット検索できるようになりました。

 

そして議員さんごとにコピペしテーマごとに時系列(古いものから新しい順番に)に質問と過去の課長の答弁を整理します。私は紙ベースで整理します。議会以外で議員さんからの質問に答えたり議員さんに説明したりするときもどこにでも持ち運びができるため重宝します。

 

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課長の最も大きなそして重要な仕事として市議会の答弁があります。

この議会の答弁に対してどんなイメージを持たれていますか?

答弁するためにどんな事前準備や心構えが必要でしょうか。

また、どのようなスタンスで答弁すればいいのでしょうか。

みなさんはどう思われますか。

 

市役所によって若干の相違はありますが基本的に本会議(議場で行うすべての議員さんが参加する会議)と委員会(議場以外で行う各分野(総務や福祉、教育など)で選ばれた数人の議員さんが参加する会議)があります。

 

本会議は市長以下副市長などの特別職と各分野の事務方の最高責任者である部局長(例えば総務部長、福祉部長、建設部長、監査事務局長など)が出席し議員さんの質問に対して部長が責任者として答弁し市長、副市長が補足で答弁します。

※質問に対して答えることを「答弁」といいます。

 

委員会は市長以下副市長などの特別職と部長、課長(所属長)、課長補佐が出席し各所属(ここでの所属は部局より狭い概念です)の責任者として課長が答弁します。例えば福祉部には高齢福祉や障害福祉もありますし生活保護もその一つです。

 

この委員会での答弁が課長の仕事です。

この仕事できれば避けたい。可能であればやりたくない。出来ることなら誰かに代わってもらいたい。許されるなら休みたい。お金を払っても答弁してくれる人がいれば変わりたい。(1万なら払ってもええかな)

晴れ舞台といえば晴れ舞台ですが私は正直なところそんなポジティブに捉えることはできません。このようにポジティブに捉えることが出来る課長は本当に凄いです。

 

この答弁、何を質問されるか蓋を開けてみないと分かりませんし喧嘩をする訳ではありませんが議員さんとの我々職員が対峙する場面でもあります。質問された内容に市長に代わって答弁するのでその答弁が市の見解になります。また、議会の模様はインターネットでライブ配信されますので答弁をすると全国に広がります。非常に緊張します。

 

次回以降、議会への準備や心構え、答弁のコツ、リアルな失敗談、議会あるある、議会の都市伝説、日頃からの議員さんとのリアルなつきあいなどについてお伝えします。

 

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