『光と陰は、互いにバランスを取り合いながら存在している』
についてお話しして来ました。
陰陽のこの下記の画像がだいぶダイナミックに見えてきたでしょうか?
↓ ↓ ↓
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20151026/12/mirainojibun189/c4/b4/j/t02200228_0380039413465362126.jpg?caw=800)
エネルギーの流動とバランスを表しています。(僕的に:笑)
今回は、もう少し別の側面から見ておきたいと思います。
それは、『善悪』や『正しい・間違っている』といったことについてのお話しです。
『光と陰』ってなんでしょう?
光の象徴と言えば、太陽。
陰の象徴と言えば、月。
というのが一般的なのではないでしょうか?
地球人としては。笑
これ以外にも、普段の自然光の光や、蛍光灯の光、松明の光、マグマの光、自然発光する虫や魚たちの光などなどいろいろあります。
陰と言えば、ビルの隙間の陰、外灯の陰、木陰の陰、影踏み遊びの陰、自分身体の陰などなどこちらもさまざまです。
見えないところにもこの光や陰はたくさんあって、『心に太陽を』とか、『あいつ最近陰が薄いよな』とか、いろいろな所にひそんでいます。
さて、この光と陰なのですが、
ここでもう一度、下記の画像を見てみましょう。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20151026/12/mirainojibun189/c4/b4/j/t02200228_0380039413465362126.jpg?caw=800)
光の中に小さな点の陰。
陰の中に小さな点の陽。
がありますね。
この光、『陽』というのは、本当に『正しい』でしょうか?
この光、『陽』というのは、本当に『明るい』でしょうか?
この光、『陽』というのは、本当に『正義』でしょうか?
この光、『陽』というのは、本当に『繁栄』でしょうか?
この光、『陽』というのは、本当に『成功』でしょうか?
そして逆に、
この陰、『陰』というのは、本当に『間違い』でしょうか?
この陰、『陰』というのは、本当に『暗い』でしょうか?
この陰、『陰』というのは、本当に『悪い』でしょうか?
この陰、『陰』というのは、本当に『衰退』でしょうか?
この陰、『陰』というのは、本当に『失敗』でしょうか?
今回はこのことについてお話しです^^
陰陽の図には、
光の中に小さな点の陰。
陰の中に小さな点の陽。
がありました。
前回、このちいさな点は凝縮されていて、大きなものとバランスを取ってるよ。
といったことを上皿天秤の例えでお話ししました。
このちいさな点や大きな丸、
本当に悪いものなの?
いいものなの?
本当に正義なの?
本当に悪なの?
ということなのです。
どうやらこの図を見ていてもわかるように、
大きな陽の中には小さな陰があります。
大きな陰の中には小さな陽があります。
お互いのバランスを取るためには、
1割2割の小さな点が必要であることを教えてくれています。
それがなければおそらく反転するはずです。
それがあることでバランスが取れている。
たとえば働き蟻の法則(2:6:2の法則)。
働き蟻は、よく働いてると言われてますが、
実は2割くらいはサボってます笑
蟻を観察すると、
その全体の20%がよく働き、
60%が普通に働き、
残りの20%は働きが悪いそうです。
面白いことに、
この20%を他の場所へ移動して、
残りの蟻を観察していると、
残りの蟻たちのちょうど20%くらいが、
また同じように働かなくなるのです。
これはどうやら人間でも同じ法則が働いてて、
特にリストラなどでも面白い実験があります。
2割の働きの悪い人材をクビにしても、
残りの社員たちのまた約2割の人たちの働きが悪くなるのだそうです。
これを回避するには、残りの20%の人を集めてグループワークをすると、残りの20%の人たちのなかでさらに細分化された、20%のリーダー、60%の普通、20%のそれでもやらん人(笑)が現れて改善されて行くこともあるそうです。
ただひとつ、ここで知っておく必要のあることは、
20%の出来の悪い人というのは本当に、
『無用』なのだろうか?
ということです。
この方たちは、陰口も多いのかもしれないですし、
悪口も言ってるのかもしれません。
本当に手に負えないような方たちばかりかもしれません。
そうであれば、確かにクビやリストラも必要なのかもしれませんが、
ただひとつ忘れては行けないのが、
『無用の用』ということです。
まったく必要ないように見えて、会社にとってものすごく貢献するような『陰口』を言ってるのかも知れないということです。
喫煙ルームとかでそんな『陰口』や『悪口』など言ってるのかもしれませんが、
ただそれを見てまわりの人たちは、『あいつはアカンよね』と思いつつも、
その企業の発展に必要な改善案の問題提起のヒントを与えてくれてるのかもしれません。
あるいは残りの60%20%の人たちの『愚痴』をこぼせる環境を作っていて、心が折れそうになった時にふっと同じ立場で言い合える、一時的な心の支えになっているのかもしれません。
そうして60%の人たちも、ふっと良いアイデアの打開策のヒントを口にするようになったりします。
そしてそばにいたトップ20%の人たちがそれを拾い上げて、改善する。
しかし、いつも光はトップ20%に当たっていますので、陰にいる人達の『陰口』『悪口』『ムード』そういった混沌としたものがヒントになったとか、その人たちのお陰で、トップの人たちにブロックされていた思考のこだわりが外れ、良い発想に繋がったってことが起こっているはずですし、なぜかその時もトップの彼らに光があたっていたりします。
もしトップの彼らに謙虚さや感謝の気持ちがないのなら、
それは陽の光だけを持っていて、
小さな点(小さな陰)、
お陰様という気持ちがありませんので、
やがて彼らも必ずひずみが生じバランスが崩れます。
小さな陰を作らなければいけない。
つまり、
そうやって、
バランスが取れている。
ということ。
そこを見失ってしまうと、平気でリストラしたり、クビにしたりといった負の連鎖の繰り返しに巻き込まれてしまいます。
ところで陰ってなんでしょう?
陰って本当に悪いことなのでしょうか?
月を見て、悪者扱いにするひとがどこにいるでしょう?
月は月です。
月としての存在です。
太陽を見て、『正義』『明るい』『光』だとしても、
砂漠の灼熱の太陽では、干からびて倒れてしまします。
小さな陰が必要なのです。
ちいさな子供の頃、
影踏み遊びってしませんでしたか?
自分や相手の影を追いかけて踏んづける。
みたいな。
しかし、今ではその自分の影のことさえ忘れてしまって数年に一度意識して自分の身体についた影を思い出す。
って感じではないでしょうか?
その影は善人?悪人?
おそらくそれは、陰(影)にしかすぎない。
善人とか悪人だとか、
明るいだとか暗いだとか、
正しいだとか間違っているだとか、
そういったものは、
その立場立場、
その環境環境、
そのひとの角度からの見え方しだいでまったく違ったものに見えていますし、
それをどう意識して見るのかは、
ご本人しだいであると思います。
『光の海』(意識の海)の流動的バランスは、
自分はこれが正しい!これは間違ってる!あれは正義だ!あれは悪だ!
といった思考の観念的なこだわりが作り上げた枠組みを、
いとも簡単に破壊します。
思考のこだわりが強い人ほど、壊された、破壊された!
といって泣き叫びます!
なぜならば、その本人にとって不安や恐怖に根ざしたその思考を外すのはコワイから。
でも、
流れに任せるということ実践出来てるひとは、
つべこべ言わずに思考を外し、
とりあえず素直にちゃんと言われたとおりに行動し、流れてみる。
といったことが自然と実践できています。
そして新しい環境でまた新しい自分の自己変容をして、
新しい環境で、自分の新しいカタチを作ってしまいます。
『光の海』の流動的エネルギーの流れは、
前回のその1からお話しして来たように、『陰陽の法則』における、エネルギーバランスの仕組みとしてこのような動き方をしていると、
僕は思っています。
そして鏡の法則で、それはさらに面白い動き方をしてゆきます。
そういった半々で語れるようなものではありません。
もっとダイナミックで流動的です。
奥深い宇宙の深淵な智慧が、このたったひとつのマークで上手く表現されています。
しかしこのマーク、誤解してる人の多いこと多いこと。。
陰陽の法則は、とても誤解されている法則で、ベストセラー作家さんや、カリスマスピリチュアルカウンセラーさんたちでもよくこんなこと言われています。
自分自身の内側から
光と陰があるから、半分半分。
半分くらいは悪いことしてもいいんだ。
半分くらいは悪い部分を持っとけばいいんだ。
といったことまで言われてる人たちもおられます。
そんな薄っぺらい法則ではありません。
(あまり見ためだけの華やかさやカッコ良さに魔法をかけられて、ベストセラーだから、誰かが行ってて人気だからとかで一喜一憂して判断しない方がいいですよ。その後、イベントが終わってから自分の薄っぺらさに気づいて自信喪失する人の多いこと。。)
陰陽の法則は、
もっと流動的ですし、
光にはいいものも悪いものもある。
陰にも悪いものもあればいいものもある。
光か陰か?
大きな光のボールと大きなの陰のボール、
半々でバランスを取るようなものではなく、
その大きさは、
自由自在に変わるんです!
大きな光のボールは、
小さな鉄球のような陰ともバランスが取れるんです!
大きな陰のボールは、
小さな光の鉄球ともバランスが取れる。
そしてそれらの鉄球は、
改善を怠らなければ、より害の少ないものにして、バランスを取ることだって出来るのです。
陰には、強い陽射しを遮ってくれる木陰があるように、
進化し続けている自動車が、どんどんクリーンなエネルギーや安全性能を積んで改善され続けて来たように。
真実のバランスを見抜く智慧が、
自分自身の内側から