長女が入院して半月が経過しました。
あ、たいした事ではないのですが。
ちょっと、治療に時間がかかっております。
治療は年内いっぱいまでかかる予定です。
で、みーこが寝ている間や、ご飯を食べている間にこつこつと折っている千羽鶴。
折っている私を見て、「自分も折りたい」と言い出したので、折り方を教えてあげたりしたのですが、
いやぁ、長年「教える」という仕事をして来ましたが、「折り紙を教える」って、
とぉっても難しいんですね。
私が折ってしまったら、本人は折り方を覚える事が出来ない。
しかし私が「ここをこう折るんだよ」とある程度教えてあげないと、どこをどう折っていいのか分からない。
となるとある程度折り目を付けてあげるとか、何かしてあげないと、どこをどう折れば良いのかが通じないので、折り目を折ってあげたりしているんですが、
それだとやはり次新しく作ろうと想った時に覚えていないらしく、
どうやったっけ、などと聴いて来たりします。
折り紙を教えるのは難しいですね。
それと、今みーこの治療に対する心のケアをしてあげられるようにと、
病院側が配慮して下さったのですが、
チャイルドライフスペシャリスト、という資格を持った方が、病室に毎日遊びに来てくれています。
その資格は海外でないと取得出来ない資格らしいのですが、
病院で入院したり治療したりしている子供達の不安を、遊びを通して取り除いてくれる、そのお手伝いをしてくれる、という感じのお仕事です。
その方が入ってくれて、みーことも遊んでくれているのですが、
その方の接し方を見ていると、本当に勉強になります。
そして改めて、「教えるという仕事は難しいものだ」と実感します。
例えば、音楽で言えば、楽譜通りに「こうやって弾きなさい」と教えるのではなく、
「ここどうやって弾きたい?」と、生徒さんに聴いて、生徒さんがこの音、この曲をどのように感じているか、聴いてから弾いてもらうのですが。
つまり、「こう弾きなさい」という「答え」は言わずに、生徒さんが自分で「答えを見つける」のが
基本なんですね。
ところが、そのチャイルドライフスペシャリストの方(長いw)は、わりと「答え」を先に言ってしまう事が多いです。
そのたびに、あ、違うのになーぁなんて想ってしまう自分がいたり。。。いけないいけないww
しかし、改めて、「答えは言わない」を徹底しようと改めて想ったりしたのでした。
となると、折り紙を教える時もやっぱり答えは言わない??
いや、折り紙のような、徹底した「模範」の場合は、やっぱりある程度折る場所を教えてあげないと、
分からないですよね~。しかし、教えてしまうと本人は覚えられないんです。
うんー難しいです~。。。