家や土地の売却を検討する際に、売却方法で迷っている方もいらっしゃるのではないでしょうか。
不動産の売却方法には、不動産会社が間に入って個人に売る仲介という方法と、不動産会社が直接買主になる買取と呼ばれる方法があります。
この記事では買取とはなにか、向いている方の特徴や注意点についてご紹介します。
不動産売却における買取とは
売りたい家や土地を、不動産会社に直接買い取ってもらう方法を買取と言います。
不動産の売却は不動産会社と契約を結び、宣伝をしてもらって買主を探す仲介が一般的です。
買取の場合は、この仲介にあたる部分がなく、買主である不動産会社と交渉するので、短期間で売却できます。
買取の種類は、即時買取と買取保証の2種類です。
即時買取では、物件の査定がおこなわれたあと、すぐに買い取ってもらえます。
価格については訪問査定1回で決まるケースがほとんどで、買主を探さなくて良い分、短期での売却が可能です。
買取保証では、一定期間、仲介による販売活動をおこないます。
その期間内に買主が見つかれば、相場に近い価格で売却することも可能です。
ただしその場合は、仲介手数料を支払うことになります。
買主が見つからない場合には、そのまま査定価格で買い取ってもらえます。
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不動産の買取とは？向いている方の特徴
すぐに現金が手元にほしい方や、売却を急ぐ事情のある方、仲介では売りにくい家や土地を所有している方には仲介よりも買取のほうが向いています。
具体的には、急な転勤や離婚などの事情がある方です。
遠方の売りにくい土地を相続した方にも向いていると言えるでしょう。
すぐに現金化したい方は即時買取にして、現金化するまでの期間が決まっている方は買取保証にするのがおすすめです。
築年数が古いために買い手が付きにくい場合や、仲介でも売れなかった場合にも向いています。
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不動産買取における注意点とは
買取の査定価格は、相場よりも低い見積もりになる場合がほとんどです。
リフォーム前提の場合では、相場の5〜6割未満になるケースもあるでしょう。
また、どのような物件でも良いわけではなく、買取してもらえない場合もあります。
不動産会社は買い取った物件をリフォームなどおこなって売りに出すのですが、再販が難しいと判断されると買い取ってもらうのは難しいでしょう。
住宅ローンが残っていると売却できないことも、注意点として挙げられます。
査定価格と住宅ローンの残債額を比較して、住宅ローンを完済できない場合は、自己資金などで補わなくてはなりません。
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まとめ
買取は、事情があって急いで売却したい方や、売りにくい物件を手放したい方などに向いている売却方法です。
査定額が相場より安くなるなどの注意点はありますが、不動産会社に直接売却するため、短期間で売りたい場合などは検討してみてはいかがでしょう。
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