3月1日に都立高校の発表があり当塾の生徒は全員が志望校に合格しました。
おめでとうございます!
今年は都立最上位層を目指す生徒こそいなかったものの、中堅上位の成瀬高校に多数合格してくれました。
成瀬高校はW模擬もV模擬も合格最低ライン(60%)の内申基準を換算内申45としている高校です。
換算内申というのは実技教科(音楽、美術、保健体育、技術家庭)の内申点を2倍にし、英数国理社はそのままの内申点を合計したものの事を言います。
オール3で39、オール4で52、オール5なら65です。
換算45が最低合格基準ということですと3と4が半々の生徒がギリギリ合格できるという高校だと言えます。
W模擬やV模擬の合格ラインというのは私達のような学習塾運営事業者が模擬試験運営会社に協力し、毎年この時期にどの生徒がどの高校に合格したかを報告することで、それらの追跡調査データを集計し計算されるものです。
W模擬とV模擬とでは問題の質や受験者層の違いから偏差値では若干の違いがあるものの、内申基準は同じということを考えるとこの数字はかなり確度の高い指針となります。
また合格最低ライン(60%)が45ということは、3分の1以上がオール4に近い生徒とも考えられます。
まさに中堅上位校と言えます。
実際、大学指定校推薦枠もMARCHクラス文理併せて20人ほどあるようで、日東駒専クラスまで幅を広げれば40~50番目までにいるとそうしたいわゆる有名大学に指定校推薦で進学できる可能性が大いにあります。
もちろん早慶といった大学に一般入試で挑戦する生徒もいますので、誤解を恐れずに言えば「南町田地域で一流大学を目指せる最後の砦」的な存在でもあります。
近隣の大手塾やフランチャイズ(大手のようではあるものの実際は個人の経営者が運営)ではオール4に近い生徒でないと受験できないようです。
しかし当塾の今年の成瀬高校合格者の平均換算内申は42。
最も換算内申が低かった生徒は実に40(ほぼオール3)で入塾が中3の夏以降だったのでかなり厳しい戦いでした。
しかしこれが何を物語っているかというと、当塾では単なる内申基準によっての受験校の選定をしているのではなく、生徒本人が希望して実力で合格できるかを講師が判断したうえで受験校選択のアドバイスをしています。
そのため中学校の教師は当然の事、同程度の学力(=内申)だと思っていた他塾に通う同級生からも、受験前には「そんな高校受かる筈がない」「無謀だ」などと言われる生徒も多いようです。実際換算40の生徒は他塾なら、小川、片倉、桜町高校、少し背伸びをしたとしても冨士森か松が谷高校という選択が殆どでしょう。
しかし結果は見事合格なのです。
毎年、当塾の生徒が中学校で担任教師や同級生に合格報告をすると、皆が驚くと言います。
そして今年も他塾の生徒さんは内心悔しがったのではないでしょうか?
もちろん塾の評判を上げるために、無理やり受験させているのではありません。
むしろ逆です。
学力がどうしても伸びない生徒さんには高校での生活を考えて、ランクを落として受験することも積極的に提案しています。
もう一歩踏み込んで考えてください。
内申でのハンデを跳ね返して合格したということは、当日の点数が高かったということです。
つまり本当の実力=学力で合格したということです。
これは合格した高校においては上位の成績をとることのできる可能性が高いことを意味します。
実際、当塾から進学した生徒の中では、進学先で上位の成績をとっているとの話もよく聞きます。
さらに当塾の高校クラスでは英数のみ高校の教科書に沿って1-2年は授業しますので、高い内申を維持してくれている生徒さんも多いです。大学の指定校は高校1年から3年までの成績の平均(評定平均)が基準となりますのでこれは非常に有効です。
大手予備校が開設している高1-2生クラスは独自のテキストを使った教科書無視の授業内容なので、初めから一般受験を目指す最上位レベルの生徒以外には、どこまで役に立つのかはなはだ疑問ではあります。
ということで、本年度の受験は当塾においては終了いたしました。
まだ2次募集等で最後のもうひと踏ん張りをされている方もいらっしゃるかもしれません。
どうぞ、最後まであきらめずにかんばってください!
そして、当塾ではもう来年の受験に向けて動き出しています。
単なるデータだけで一方的にレッテルを貼られ悔しい思いをしないように、一度当塾の無料体験授業を受けてみてはいかがですか?
新中3生以上は1週間のみですが、小学生から新中2生までは4週間の無料体験授業が受けられます。
是非お気軽にご連絡ください。