最初の地震(4月14日)から概ね50日。
住宅、店舗、商業施設等が急ピッチで修復工事がなされています。
我社も毎日、被害調査、被害修復工法の提案等に出かけています。
そこで感じた修復工事のことを、今回のブログにします。
当たり前ですが、あくまでも私見です。間違ってたらごめんなさい。
全国区の大手住宅メーカー:自社施工の修復工事しかやっていない。
地場大手住宅メーカー:自社施工の住宅のみの修復工事しかやっていない。
全国区大手建設会社(スーパーゼネコン);住宅の修復工事はやっていない。
地場大手建設会社(地元ゼネコン):関係先、自社施工の住宅の修復工事はやっている。
それでは、該当しない住宅は、誰が修復工事をされているか?
被害調査、ホームインスペクション等に出かけて、修復工事を依頼する工務店
探しに皆さん苦労されています。
よく耳にするのは、
①建築した工務店が倒産して、「どこに頼んでいいか解らない。」
②最初は住宅を建設した住宅会社、工務店と付き合っていたが、リフォーム、メンテナンス
の費用が高く、他の工務店と付き合うようになった。
なかなか、住宅メーカーや工務店との距離を的確にお持ちのお施主さんは少ない。
住宅を新築、建売を取得、、中古住宅を取得、色々有りますが、取得に要する費用は、
決して安いものではない。
そうした中で、日頃のメンテナンスを頼める信頼出来る工務店の存在が重要となる。
身体や車は、掛かり付けの病院であったり、修理工場であったりして、存在するけど、
こと住宅になると掛かり付けの工務店が無い。
不思議だ。
そこで、まだ修復工事の工務店を探されている方に、工務店を見分けるポイントを
一つ、アドバイスします。
工事現場が、きれいなことです。工事が夕方に終わり、ちゃんと現場清掃、接面道路清掃
がなされて、工事資材等が整理整頓されている現場です。
こういった工務店を複数見つけて、見積依頼し、内容を解りやすく説明される工務店を、
私は、お勧めします。出来れば、住宅から工務店が近ければ更にベストです。