弊社に震災後の住宅(戸建住宅)の検査相談が増えてきました。
通常は、中古住宅の購入前に物件の状況を確認するための、
ホームインスペクションの依頼です。
しかし、最近の、ご相談、ご依頼は、持ち家の住宅診断についてが、大半を占めます。
2度の大きな地震でダメージを受けた住宅の現状を正確に検査することで、
1:震災による建物被害の有無の把握
2:その被害の内容により今後の修繕の優先順位、必要性の検討
3:被災住宅の耐震化検討
この辺りのことを目的に弊社にホームインスペクションのご依頼相談があっています。
最初の地震から1ヶ月が過ぎ、最初の2週間は建物の安全性についての
相談、確認検査依頼が多く、それ以降は
4:どうやったら地震に強い住宅に改造出来るか?
5:本来の住宅の残存耐用年数(後何年使えるか?)はどれ位か?
6:震災により住宅の価値は下がるか?下がらないようにするには何か方法は?
この辺りが、住宅所有者さんが、切実にご検討されているところです。
震災から2巡目の視点は、ちょっと全体を俯瞰した広い視野で住宅の
ご検討されることをお勧めします。