7月31日の共同通信の記事で、イタリア、ローマの古代円形闘技場遺跡コロッセオ
の南側部分が40センチほど地下に沈み込んでいることが判明したと書いてある。
イタリアは経済と言い、ピサの斜塔と言い、傾いている。
まさに、「コロッセオお前もか。」と云いたい。
原因は、コロッセオ周辺道路の交通量が多く、交通による振動との関連性を疑い
調べている。
弊社の主軸業務の一つに「近隣家屋調査 :工事に伴う家屋調査」が有る。
どういった事を、しているかと云うと、
通常、民間工事、公共工事の工事の着手前にその周辺の建物や工作物の現状を
調査して、工事中、工事後にその周辺に影響、被害が出ていないかの有無を調べる。
また、被害が出た場合、その修繕、修補の方法や費用を算定している。
コロッセオみたいに、長い年月にて被害が出る場合や、資材運搬のトラックの振動、
基礎工事等により直ぐに被害が出る場合も有る。
様々です。大切なのは、自分自身の体と同様に、所有する建物の状況を的確に
知っておくことです。体と同様に老若関係はありません。
コロッセオは西暦80年に完成し現在は観光客が毎年約500万人も訪れる
名所です。
皆様のお持ちの不動産について、心配事が有れば遠慮無く、ご相談を。