毎日、変わりやすいお天気ですね~
スカッと晴れる日が続かなくて、カラダが重く感じます、、
断る、ってネガティブなイメージがありますよね。
やらない、やりたくない、避ける、逃げる、他人に押しつける……。
でも、
「断る力」は、生産性の向上やストレス軽減につながる
と聞いたら、興味が沸きませんか?
15年ほど前、この言葉に飛びつきました笑
勝間和代著 『断る力』 (文春新書)
断る力は、
・相手と協力関係を築くために使う
・能動的に使うことで、生産性が向上する
そのためには、
・得意・不得意や自分の中の優先順位など、自身を客観的に評価する。
・代替案を提案する断り方ができるように、知識・経験などの引き出しを用意しておくこと。
・断る力は「交渉力」であり、交渉力は常により良い方法を考える「思考のクセ」である。
超要約しました^^
ご興味のある方はご自身でお読みください~
本を初めて手にした当時、
自分の環境に近い例や、思い当たる節もあって、
なるほど、たしかに!
と、もやが晴れたような気持ちになったことを覚えています。
とはいえ。
とはいえ、ですね。
仕事は上からどんどん降ってくるし、
周囲の目もあるし、
常に100%、時には120%の力を出し切って、
日々、息切れ状態、もう限界!
と思っていてもーー
「はい。」
と応じるクセがついています。
そうそう簡単には、断れませんて笑
でもね、あのとき、思ったのです。
いま「断る力」を使わずに、いつ使うの?
本を手にしたのはちょうど、15年もひたすら修業を積んだ部署から、
180度逆の立場で社業に関わる部署に異動したタイミングでした。
慣れない業界用語と、初めましての取引先。
40歳にもなると、モノ覚えも遅くて、このままでは“使えない人”になってしまう。。
これに関しては素人ですが、この経験があるので、これなら出来ます……
こんな企画を温めてきたのですが、この部署で形にできないでしょうか……
ワーク・ワーク・バランス(笑)で仕事してきたから、知識と経験の引き出し、結構あるよね。
ピサの斜塔みたいに倒れる寸前だけど、子育てとの両立も、してるよね。
わたしだけの強み、あるんじゃないかな。
わたしにしかできないこと、わたしだからこその発想。
もうそろそろ、自信を持って断る=交渉しても、いいよね?
少しずつ、周りの反応を見ながら、断る力を試してみました。
少しずつ、新しい部署での信頼関係が出来てきました。
少しずつ、手応えを感じるようになりました。
いつのまにか、新しい部署で、新しい同僚と、新しい企画に取り組んでいました。
気がついたら80%で通常運転できるようになっていました。
オーバーペースにならないように、エンジンブレーキを使いつつ、
時にはパーセントを上げて対応する。
ブログを書くために書棚の奥をガサゴソしたら、
『断る力』、ちゃんとありました。
パラっとめくってみたら、忘れていたこともあったり、
違った印象を持ったところもあったり。
もう一度、ゆっくり読んでみようかな。
ブログにこんなことを書いたのは、
このところ、断る力が低下していたからなのかも。
あれから15年、50代半ばになった今のわたしの得意、強みは何かな。
そろそろ一度、棚卸し、しなくっちゃね。
アラフィフはなこ、思いのままに。