これから同じ病気になる方

現在同じ病気と向き合っている方にとって

一番知りたい情報だと思いますので

記憶が新しいうちに綴っていきたいと思います

 

続きです。

 

 


 

子宮広汎全摘手術してから2週間後。

 

 

怖すぎる病理検査の結果を

主人と聞きに行きました。

 

 

 

 

予約をしていたにも関わらず

予約時間から1時間以上も待合で待って、

 

 

ようやく中に入ると

医師3名と看護師さんが2名が

神妙な面持ちで待っていました...

 

 

 

 

 

これ絶対重い話のやつやんチーン

 

 

 

 

 

なんとも言えない空気でしたが、

 

医「この前の術後の病理検査の結果が出ました」

私「はい」

医「結果、やはり小細胞癌と腺癌がありました」

医「で、転移はなかった」

医「でも顔つきが悪いので抗がん剤治療を考えています」

 

 

 

 



 

しーーーーーん

 



 

 

 

 

ん??

想定してた内容だったので特に反応しなかった私。

 

 

 

しかも術後すぐにも

医「見た限りリンパの腫れはなかったよ」

医「見た感じだけどね?」

 

と言われていたのでなんとなく予想できてた。

 

 

 

 

私「転移ないのに抗がん剤治療が必要なんですね」

医「あ、もうその話に行っちゃっていい?」

 

 

 


 

 

神妙な面持ちだった理由は

小細胞癌&腺癌を告知するからだったのか??

 

それならもうとっくに受け入れてましたダッシュ

 

 


 

 

 

 

医「色んな文献や論文も調べてみたんだけど」

 

そう言って英語や日本語で書かれた論文の束を

ざーっと広げて見せ、

 

医「抗がん剤(シスプラチンとエトポシド)を

6クール使ったデータの方が成績がいいんだよね」

 

 

 


 

成績がいいとは「生存率が高い」ということなんだろう。

 

マイルドな言葉を使ってくれることに

主治医の優しさを感じました。

 

 

 

 

 

医「でもね。子宮頸がんの小細胞癌は

希少がんで珍しいタイプだから、

セカンドオピニオンしてくれてもいいよ」

医「多分同じようなこと言われるとは思うんだけど」

 

 

 

 


 

えええ?

先生自ら言うパターンあるの?ポーン

 

 


 

 

 

かなりビックリしましたが、

先生の素直さやこれまでの言動や治療に

とても満足&信頼していたので、

セカンドオピニオンの選択肢はありませんでした。

 

 

 

 

 

しかもこの頃はようやく自分の病気を

受け入れ始めてた頃で、

 

ブログでみんなが抗がん剤を使っていることを

なんとなく調べて知っていたのもありました。

 

 

 

 


 

私がすんなり病理検査の結果と

抗がん剤を受け入れたことで話はすぐに進み、

 

抗がん剤投与と入院の日程を決めて

この日の診察は終了となりました。

 

 

 

 

前向きになってる私を見て

深刻そうに見つめていた

医師&看護師の5名の表情が、

最後明るくなったのを覚えています。

 

 

 

 

 

病院に行く前はモヤモヤしていましたが

結果を聞いて治療方針が決まった今、

すごく晴れやかな気分でした。

 

 

 

 

顔つきが悪い癌なのかもしれない。

抗がん剤もきっと辛いんだろう。

でも。

 

 

 

今の現状の結果を聞いて

これからは前に向かって治療するだけ。

 

 

 

 

そう思う方が

よっぽど結果が分からない時より楽でした。

 

 

 

 

 

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そしてこの日から1週間後の3月29日に

アメブロをスタートすることになります。

 

 

 

 

まだまだこの時は

癌を受け入れてはいるけど

悲しみの方が上回っている時で、

 

ブログを更新する度に泣いてました。

 

 

 

今でもたまに涙が出る時もありますが、

この時よりは病気を受け入れ

前向きに頑張っている自分がいます。

 

 

 

まだまだ途中ですが、

自分を自分で褒めてあげたいです。