レッスン135の続き、パート2です。

パート1はこちらから

 

 

保護を必要とする「自己」は実在しません。

肉体には価値などないし

ほんの僅かでも防御する値打ちもありません。

肉体は単に、あなたとはまったくかけ離れたものとして

知覚される必要があるだけです。

そうすれば肉体は、健康で役に立つ道具になり

心は、肉体の実用性がなくなるまで

肉体を通して働きます。

役に立たなくなった道具を持ち続けたいと思う人は

いないでしょう。

(段落8)

 

 

 

 

肉体を必要としていない「真の自己」は

肉体を拠り所にしていないので

肉体にしがみつきません!

自他の肉体をコントロールしようと必死になることもありません!

 


 

 

肉体を防御するなら

あなたは自分の心を攻撃したことになります。

というのも、あなたは自分の心の中に

欠落や弱さや限界や不足を見て

そうしたものから肉体は救われなければならないと

思っているからです。

あなたは心を、肉体の状態から分離したものとして

見ようとしていません。

そして、心は制限されていて、脆くて

他の心たちから離れているし

心の源からも分離している

という思いから生じるあらゆる苦痛を

肉体に押し付けるのです。

(段落10)

 

 

 

「肉体」を「自分」と置き換えて読み直してみてください!

 

まだまだ

肉体=自分と思っていませんか?

 

 

 

さぁ

 

自分は肉体ではないと受け入れている「癒された心」と

自分は肉体だと思っている「癒されていない心」について

じっくり学びましょう!

 

 

 

癒された心

計画を立てません

自分(個としてのわたし)のものではない

 叡智に耳を傾けることを通して受け取る計画を実行します

何をすべきか教えてもらうまで待ち

 その後それを行動に移します

自分に割り当てられた計画を果たすのに自分は適切である

 ということ以外、自分自身を頼りにはしません

*あらゆる人にとって良きことであるように定められた

 より偉大な計画に仕えるためのゴールを達成するために進むなら

 どのような障害もその歩みを妨げることはできない

 ということを確信しています。

 (段落11)

 

 

 

 

癒された心

自分が計画を立てなければならないという信念から

 解放されています

とはいえ

最良の結果とは何なのか

*達成するための手段とは何なのか

*その計画が解決することになっている問題を

 どのように認識するのかについて

知る由はありません

この通りだと気づくまで

心は自分の計画のために肉体を間違って使うことを避けられません。

それでも

これを真実だと受け入れた時には

心は癒され、肉体を解き放ちます。

(段落12)

 

 

 

確認です🎈

 

癒された心とは

自分で

状況判断を下し

計画を立て

ゴール達成のためのベストな手段を決められる状態に達した心

ではありません📌

 

 

わたしには分からないけれど

神の救いの計画(アトーンメント)を

ホーリースピリットは知っているのだから

ホーリースピリットに導いてもらえばいいんだと

受け入れている心です。

ホーリースピリットが自分から離れることは決してない

とわかっているので安心している心です。

 

 

 

 

癒されていない心

*肉体を、自らを救うために立てた計画の奴隷にするので

 肉体はきっと病気になります。

癒されていない心

*自らを守ることをはるかに超えていて

 その心からの協力を少しの間必要としている計画を助けるための

 手段になるほど自由ではありません。

心が、この計画に仕えていれば健康は保証されています。

心が、この計画のために用いるものは何もかも

授けられている力で完璧に働き、失敗することはありえません。

(段落13)

 

 

 

おそらく

自分で立てる計画とは

防御にすぎず

そうした計画には実現すべき目的がある

と知覚することは簡単ではないでしょう。

自分で立てる計画とは

怯えている心が真実を犠牲にしても自分を守ろうとして取る手段です。

実在を否定していることが極めて明らかなところでは

自己欺瞞のとるいくつかの形を自覚することは

難しくありません。

それでも

計画を立てることが防御であると

認められることは滅多にありません

(段落14)

 

 

 

自分で立てる計画は、すべて防御!!

 

 

ところで

 

自分で立てる計画が実現しようとしている目的とは何でしょう?

 

 

 

例えば

 

何か(仕事、物品、好ましい状態)をゲットする計画では

 

「わたし」はゲットしたい対象を所有していません。

 

ということは

 

 

「わたし」には欠乏がある

 

 

という状況判断がすでに下されています。

 

 

始まりは欠乏状態

 

ゴールは満たされた(ゲットできた)状態

 

 

「欠乏状態」と「満たされた状態」という

相反する状態が実在すると受け入れているのですね。

 

 

それなら

 

 

この二つの異なる状態を行ったり来たりするのは

当然です。

「異なる状態」を受け入れているですから。

 

 

 

つまり

 

 

わたしが立てる計画の目的とは

 

わたしの見ている分離の世界とそこに存在しているすべての

実在性を確立することです📌

 

 

 

 

さぁ、もう少し

 

癒されていない心のあり方を見てみましょう!

自分の思いと照らし合わせながら読みましょう。

 

程度の差などないことをお忘れなく!

 

 

 

自分のための計画に夢中になっている心

*将来起こることをコントロールする手段を設定することに

余念がありません

自分で(将来のために)備えておかない限り

 何も供給されることはないと思っているのです。

時間の重点は未来に置かれ

 過去の出来事やそれまで信じてきたことから得た学びや経験によって

 コントロールされています。

そうした心は

 *現在を見落としています

というのも

*未来の方向性を決めるために必要なことは

 すでに過去が十分教えてくれているというアイデアに

 基づいているからです。

(段落15)

 

 

 

防御も計画も、未来設定ですよね!

 

過去の出来事、得た知識をもとに

未来を予想して

備えるのですから!

 

 

 

 

計画を立てる心したがって

変化の容認を拒んでいます

過去に学んだことが未来のゴールになります。

自らの過去の経験が、これから起こることについての

 選択を導きます。

つまり

古い考え方やうんざりするような信念が続く代わりに

 過去とは全く異なる未来を保証するために必要なのは

 今この時にある、ということがわかりません。

現在の確信が道を示すのだから

 予想することは何の役にもたちません。

(段落16)

 

 

 

時間についてちょっと確認しておきましょう!

 

 

永遠とは神に属するアイデアであり

それゆえホーリースピリットは永遠を完璧に理解しています。

時間とはエゴの信念であり、エゴの領域である低次の心は

何の疑問も抱かずに時間を受け入れます。

時間における唯一の永遠である側面は、今です。

(テキスト・第5章・第3節・段落6)

 

 

「永遠」の側面である「今」は、エゴには理解できません。

 

 

エゴに属す「時間」を

ホーリースピリットに差し出すとき

つまり

握りしめていた罪や罰や罪悪感(過去)と

自分の計画(未来)を手放して

ホーリースピリットに耳を澄ます時が

「今この時」です。

 

 

 

もう一つ確認です!

 

 

「現在の確信」は

 

確信のあるところ、ホーリースピリットを

信頼すれば得られます。

 

 

ホーリースピリットは何もかもご存知なのですから!

 

 


 

では、エゴの防御と真の防御について見ていきましょう!

 

 

 

防御とは

真実に対抗してあなたが企てる計画です。

その狙いは、あなたが良いと認めることだけを選び

 あなたが信じている自己像と折り合いがつかないと

 考えられるものを無視します

でも、そこに残されたものにはまったく意味がありません。

というのも

あなたの防御が攻撃し、曖昧にし、バラバラにし

磔にしようとしている「脅威」とは

本当のあなただからです。

(段落17)

 

 

 

そうですね!

 

 

守っているのが「弱くて傷つきやすいわたし」なら

自分の信念と折り合いのつかない自己像とは

「強くて決して傷つけられることのないわたし」です!

 

 

 

過去、現在、未来のすべての出来事

つまり、起こることはすべてことごとく

あなたのためになることを唯一の目的としている存在

ホーリースピリットによって丁寧に計画されていることを

あなたがわかったとしたら

あなたが受け入れられないことなどあるでしょうか?

おそらくあなたは

ホーリースピリットの計画を誤解してきたのです。

というのも

ホーリースピリット

決してあなたに苦痛を差し出したことなどありません。

ただあなたの防御が

あなたが歩んできた一歩一歩を照らす

ホーリースピリットの愛の祝福を見えなくさせていたのです。

あなたが死への計画を立てていた間も

ホーリースピリットはあなたを優しく

永遠の生命へ導いていました。

(段落18)

 

 

 

ホーリースピリットへのあなたの今現在の信頼ことが

真の防御です。

この人生は時間の内にあるとはいえ

永遠の生命だけを心に留める聖なる瞬間となるので

悲しみの跡形もなく、喜びが絶え間なく増していく

何ものにも乱されることのない未来を約束してくれる防御です。

現在の信頼という防御だけに未来を示してもらってください。

そうすればこの人生は、あなたの防御が隠そうとしていた

真実との有意義な出会いの場となるでしょう。

(段落19)

 

 

防御しなければ

あなたは、天国が感謝のうちに

天国のものだと認める光となります。

そしてその光は

時間が生じた時に始まった往古の計画に従って

あなたの幸せのために定められた方法で

あなたを導きます。

あなたの後に続く人たちも

自分たちの光をあなたの光の加えるので

その光は

世界中が喜びで輝くまで増していくことでしょう。

そして兄弟たちは喜んで

脅かすだけで何の役にも立たない

煩わしい防御を脇に置くでしょう。

(段落20)

 

 

 

アトーンメントは破壊的に用いることのできない

唯一の防御です。

なぜなら

アトーンメントはあなたが作り出した仕組みではないからです。

アトーンメントの原理は、アトーンメントが始まる前から

有効でした。

その原理とは愛であり、アトーンメントとは

愛の行為でした。

(テキスト・第2章・第2節・段落3)

 

 

 

わたしたちは今日

今ここにある確信とともに

その時を楽しみに待ちます。

これが、わたしたちのために計画されたことの一部だからです。

今日これを達成するため必要なものは全て

わたしたちに与えられていることを確信します。

どのようになされるのかは計画しません。

その代わり

真実がわたしたちの心に確かに明らかになるために

必要なのは

わたしたちが防御しないことだけだということを

はっきり理解します。

(段落21)

 

 

 

 

さぁ、防御を手放して ゆるしの実践です!!

 

 

✼✫✳︎✶❅✵✳︎

 

 

練習の目的と仕方を確認し

タイマーを15分でセットして目を閉じました。

 

 

もし自分を守るとしたら、わたしは攻撃されます。

でも防御しない時、わたしは強くなるし

自分の防御が隠しているものを自覚するようになります。

 

と唱え

 

わたしを導いてください

とホーリースピリットに伝えました。

 

 

守っている時の自分が浮かんできました。

 

怖がっています。

 

怯えているし腹を立てている!

 

自分という囲みの中に侵入してくる野蛮人たち!!

 

 

それから

 

 

もう囲みはいらない

仕切りはいらない

見張りをすることをやめたい

 

という思いが少しの不安とともに溢れ出してきました。

 

 

もっともっと軽やかになりたいのです。。。