江戸有数の盛り場・学問の中心と梅が人気の湯島天満宮*みちひらきお江戸巡礼 2023-7 | 本質が活きる・みちひらきコーチング☆室井奈実

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みちひらきお江戸巡礼の続きです。

 
今年のお江戸巡礼について

 

今年のお江戸の初詣は
最初に皇居の一般参観をし、
神聖なエネルギーをいただきました。

 

*ご参考記事↓↓

 

そこで皇居を中心にクルッと
要となる神社や
私とご縁がある神社を
参拝していきます。

 
皇居の安泰のエネルギーを
中心から放射状に
広げる(繋げる)感じです。

また参拝する寺社仏閣は
東京十社・各地区の総鎮守神等、
江戸を護るために建てられたので
お参りすることで
結界を貼ることになります。

もちろん私自身の霊性は
お参りするたびにアップします。


《おまとめ記事について》
皇居(江戸城)を中心に
内環10社・外環18社
を独自に選び参拝しています。

内環とは・・
江戸城外郭(外濠)を中心としたエリア
城下町として栄えた場に
創建された神社10社にお詣りしています

 

*おまとめ記事はこちら↓↓

 

 

 

1.日枝神社 (東京十社)
2.赤坂氷川神社 (東京十社)
3.東京大神宮 
4.白山神社 (東京十社)
5.根津神社
(東京十社)

6.下谷神社(江戸最古の稲荷神社)
 

江戸最古の稲荷神社・下谷神社
大衆が集う場でした。

次は同じく大衆に愛された盛り場
江戸の文教地区の中心・
湯島天満宮へお詣りです。

 

 

江戸の文教地区の中心にある湯島天満宮


徳川家に文教地区の中心として
庇護され続けた湯島天満宮。

関東三大天神・江戸三大天神・
東都七天神の一社であり
都内を代表する天神さまです。

正面鳥居から入ります。
(東京都指定有形文化財)

銅製の明神鳥居で梅の御紋が可愛い。
寛文7年(1667)刻銘があるので
大変古いものです。

ちょうど梅まつり開催の前日で
参道に露店など準備で
賑わっていました。

参道左側に手水舎がありますが
露店の影になっていました。

よく見ると手水舎の両脇に
神牛像(なでうし)がおられます。

左側


天神さまと牛

道真公は承和12年6月25日乙丑の年に、
ご生誕になり、
延喜3年2月25日の丑の日に亡くなれた。
またご遺言で
「自分の遺骸を牛にのせて人にひかせずに、
牛の行くところにとどめよ」とされた。
その牛は、黙々と東に歩いて
安楽寺四堂のほとりで動かなくなったので、
そこを御墓所と定めた

という有名なエピソードがあります。

丑年生まれで丑の日がご命日とは・・
天神さまの日が25日というのも
分かりやすいです。

 

右側


社殿前の狛犬

梅が描かれた台座におられます。
阿形も吽形も片足を上げています。

露店の影になりそうで
ギリギリの撮影です。


御由緒

雄略天皇二年(458)
雄略天皇の勅命により
天之手力雄命を祀った事が始まりで、

1355年に当地の郷民が
菅原道真公を慕い御神霊を勧請した。

1478年に
太田道灌が社殿を再建
徳川将軍家から庇護されて、
文教の中心となった。

1690年に徳川綱吉が
湯島の昌平坂に「孔子廟」を造営、
その後、
幕府直轄の学問所「湯島聖堂」となり
湯島周辺を文教の中心とした。
綱吉は特に
学問の神が祀られる湯島天満宮を
篤く崇敬した。


元は天神信仰の神社では
なかったのです。

天之手力雄命は
戸隠神社の御祭神です。


総檜造りの社殿(平成に造営)

関東大震災や戦火を免れたが
老朽化のために新しい社殿となった。

神職さんのお話によれば

現代の建築基準法では
防災面で木造の建築の許可を得るのは
とても難しいとのこと・・
湯島天満宮の社殿が
総檜造りで造営できたのは、
地下に水が流れていて
万全の防災設備を整えてあるとのこと・
(裏秘話)

 

確かに古地図を見ると
この地域は近くまで海が入り込んでいて
不忍池近くまで船が往来していた。

拝殿の繊細な装飾が
とても美しいです。

御祭神

天之手力雄命
 (あめのたぢからをのみこと)
菅原道真公
(すがわらみちざねこう)

 

受験シーズンですので
ご祈祷の方が多かったです。

私も
今年は新たな学びを始めるので
継続していきます。
とお祈りしました。

 

拝殿前〜御本殿後ろと
いつも力強さを感じます。
 

加賀梅鉢のご神紋がたくさん

天神さまの梅のご神紋は
昔から好きでした。

 

裏手からもお祈りができます。
堂々としていて
とても美しい御本殿です。
保存状態が素晴らしい。

image

 

 

御本殿裏手の奥に
摂社・末社があります。

イベント準備中の車の
間をすりぬけてお詣りです。
 

摂社:戸隠神社


御祭神

天之手力雄命

(あめのたぢからをのみこと)

最初に祀られた神さまで
土地神さまになります。

末社:笹塚稲荷神社

 

御祭神

宇迦之御魂神
(うかのみたまのかみ)


土地に根付いた神さまにも
ていねいにお詣りしましょう。

御本殿脇の白梅が
凛と咲いていて見事でした。

 

 

江戸有数の盛り場・梅まつりが開催


天神さまのご神紋が「梅」なので

境内左手に梅園があります。

 

2月8日〜3月8日まで

梅まつりが開催されています

今日の時点では2〜3分咲きだそうです。

私が参拝に訪れた時も
早咲きの梅が1〜2本咲いていました


湯島天満宮は
神田明神 湯島聖堂 寛永寺が
近くにあることから
江戸有数の盛り場で
大人気だったそうです。

境内とその界隈は、
宮芝居や植木市、
各地の出開帳があり、

中でも富籤(とみくじ)=宝くじ
江戸三富と呼ばれるほど
盛んだっとか・・笑

今も昔も宝くじは人気ですね。

江戸町人の憩いの場だった名残が
今でも所々に見られます。

お詣り時も梅園では
高齢者の方々がベンチに座って
甘酒を飲んでおられました。

梅園に

泉鏡花筆塚があります。


2021年11月撮影

水平式日時計

文化的なイメージですね。
 

 

今は梅まつりですが
菊の季節には菊まつりが
開催され華やかです。

2021年11月撮影

菊まつりの時に
猿回しが人気でした。
稼ぎ頭の子は機敏で賢かった。

2019年11月撮影

江戸の中でも
学問の神さまだけではく
盛り場として人気スポットだったことに
親近感があります。

男坂から入り
右側の隙塀沿いの
八重の梅の花

image

可愛い花たち
ここだけ満開でした。

 

**湯島天満宮**

文京区湯島3-30-1
03-3836-0753

最寄り駅
東京メトロ
千代田線 湯島駅 3番出口 徒歩2分
銀座線  上野広小路駅 徒歩5分
丸の内線 本郷3丁目駅 徒歩10分

JR(山手線・京浜東北線)
御徒町駅    徒歩8分

都営地下鉄    大江戸線
上野御徒町駅 A4出口    徒歩5分

アクセスの詳しくはこちら↓↓


湯島天満宮の公式サイト↓↓

 

 

湯島天満宮から歩いて
お江戸総鎮守・神田明神に参拝です。

続く
 

 

親愛を込めて!
With Joy & Love~
ハート