本来の『らしさ』が光り、
より豊かに生きるサポートをする
みちひらきコーチ 室井奈実です。
自分自身がパワースポットになる生き方
「みちひらきの秘訣」をお届けしています。
今年もアーティストデートで
美術館巡りを楽しむ予定にしています。
サントリー美術館で開催中の
『京都・智積院の名宝』展に行きました。
父が長谷川等伯が好きなのです。
昨年はトーハクの国宝展で
「松林屏風図」を観ました。
高齢（90歳）の父にとって、
京都の智積院まで行き
拝観するのはハードルが高いので、
東京で長谷川等伯の
美しい金碧障壁画を観れるのは
ありがたいことなのです。
展示室に入るなり、
国宝のオンパレードでした。
等伯の『楓図』や
息子久蔵の『桜図』
が並んで観れるとはビックリです。
障壁画は離れて鑑賞する方が
キラキラと華やかさが増す。
それほどエネルギーが高い。
（午前中で人が少なくて良かったです。）
長谷川等伯 「楓図」部分
写真は図録より
長谷川久蔵 「桜図」部分
写真は図録より
特に八重桜の『桜図』が素敵で
螺鈿や七宝のように桜の花が
浮き出て見えます。
桜の木には
あちらの世界とを繋ぐ役割がある。
襖の向こうの幽玄の世界に誘う感じです。
夜に観たら夜桜で
すご〜く怪しげだと妄想します。
個人的には
等伯の葵の花が好きです。
チラチラとした白い花が可愛い。
十六羅漢図屏風も
物語性があり面白かったです。
父は力強い「松シリーズ」が
お好みのようだ。
松は生命の象徴ですから・・
鎌倉時代の孔雀明王像（重要文化財）も
華やかさと躍動感があり
パワフルでした。
私の厄もどこかに蹴ってくれそうで
好きなのです。
トーハクの国宝展でも
平安時代の孔雀明王像を観ました。
とても品格の高く、
美しかったです。
実のところ、
神社の方が好きなので
寺院の流派や仏さまなど
詳しくはないのです。
（少しずつ学び中です）
年を重ねながら
仏のその域に達すればと思います。
でもお道具や仏像・仏画・美しい物は美しい。
今回は美術館での拝観ですが、
寺院で観ると、
お道具たちがより息づくのだと思う。
智積院では宿坊があるみたいなので
泊まってみようかな・・
と妄想しています。
ランチは六本木ヒルズの『一の傳』で
銀だらの西京焼をいただきました。
銀だらの西京焼きはもちろん
芋茎や茄子の煮浸しなど、
おばんざいの小鉢が西の味で
美味しかったです。
ランチリストに加えておこう。
父も大満足で完食していました。
良かったです。
京都・智積院の名宝展は
今週末1月22日まで開催しています。
桃山時代の華やかな世界観が
お好きな方にオススメです。
来月は伊藤若冲の絵画を
観ようと計画中です。
親愛を込めて！
With Joy & Love～
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