私が人生をワープさせることができた理由として
考えられるもう１つのこと。
それが「ねばならぬ」を手放すことでした。
私は長女として生まれ、
妹が障害を持つようになったこともあり、
「お姉ちゃんなんだから」と言われて育ってきました。
お姉ちゃんなんだから
しっかりしなければいけない・・・
我慢しなければいけない・・・
迷惑かけてはいけない・・・
などなど・・・
実際にそう言われたかどうかはわかりません。
でも、そう思い込んで生きてきたことは事実です。
職業として教師を選んだのも、
１人でも自立して生きていかなければいけない、
という思いがあったように思います。
教師になればなったで、
教師たるはこうでなければならない、
生徒を指導するからには
自分もそれに見合う人物でなければならない、
と思っていました。
仕事も家事も子育ても
完璧でなければならないと
自分で自分を苦しめていたところがあります。
今思い返してみても、
よくあれだけのことをこなしていたなあと、
自分で自分のことをすごいと思います。
でも、「７つの習慣」に出会って、
自分１人でなんでもやることが
必ずしも良いこととは限らないということを知りました。
少しずつ「ねばならぬ」を手放し、
まわりの人に助けてもらうことを知り、
助けてって言えるようになりました。
今のような自分らしいライフスタイルが確立したのも
その頃からのような気がします。
「ねばならぬ」は、自分の勝手な思い込みなんですね。
「ねばならぬ」に縛られ、苦しんでいる人が、
少しでも解放され、楽に生きていけますように。