オンコタイプDXの結果…宿題出た | 歳の差3きょうだい母は乳がんサバイバー

歳の差3きょうだい母は乳がんサバイバー

中1長男、小4長女、2歳次男を育てるフリーランスのワーママです。
2024年3月、46歳で乳がんが見つかりました。
浸潤性乳管癌ⅡA/ER:+/PgR:+/HER2:-/Ki67:12% →リュープリン2年&タモキシフェン5〜10年

昨日、オンコタイプDXの結果を聞いてきました。

こちら下矢印下矢印下矢印
 
再発スコア:12
9年遠隔再発率:3%
抗がん剤の上乗せ効果:<1%
 
ネット情報程度の知識しかないけど…かなり低い?
 
再発スコアが15以下だったので点滴の抗がん剤コースはなくなりました笑い泣き
 
点滴の抗がん剤はなくなった…
そう、先生から次の宿題は、
 
サムネイル

経口抗がん剤はやってもやらなくてもいいけど、どうする?

 

滝汗オンコタイプの再発スコアが12だったんだから抗がん剤の選択肢自体なくしていいんじゃないの??
 
サムネイル

オンコタイプはあくまでも点滴の抗がん剤の上乗せ効果を調べるもので、経口抗がん剤の効果を示すものではないんです。

 

13万円もとっておいて何じゃそりゃピリピリ

 
でも、先生は「経口抗がん剤より点滴の抗がん剤の方が効果が高い」と仰いましたよね?
それなのに経口抗がん剤をやるか聞いてくるのはなぜ??
 
分からないことがありすぎて、決断は2週間後に持ち越しとなり、その間に考えてきてね~となりました。
 
オンコタイプの結果聞いてすっきりするはずだったのに、めっちゃモヤる………もやもやもやもやもやもや
 
 
 
この病院で乳がん治療を始めて3か月。
今の病院ってどこもそうなのかもしれないけれど、とにかく患者に決断させる風潮を感じます。
でも「そっちはちょっと…」という方向に進みそうになると、そっとこっちに引っ張るみたいな感じ。
 
 
今回のも…
 
医学的な結果:

 

  • 浸潤の大きさ&グレードで私の乳がんはステージⅡA
  • ホルモン療法(タモキシフェン)・抗がん剤(点滴全8回 or 経口抗がん剤1年)が保険適用=標準治療

 

 
先生の見解:
  • 浸潤のサイズは大きいけれどリンパ転移なし
  • 全摘している
  • オンコタイプの結果、再発リスクは低い
 
結果:
先生も経口抗がん剤をやらなくてもいいと思ってるけど、標準治療として選択肢がある以上本人が選ぶべき
 
って感じじゃないかなーーーーーと予想しております。
 
 
 
お会計待ってる間に経口抗がん剤=TS-1の副作用について、ブログフォローさせて頂いたり、めっちゃ調べたりしたんだけどさ。
 
ぶっちゃけ、点滴の抗がん剤の副作用で髪の毛抜ける方がいい!
 
と思ってしまいました…TS-1服用中の方ごめんなさい。
 
 
 
乳がんがわかってからオンコタイプの結果がわかるまでの3か月ちょっと、私ずっとウィッグや医療用帽子ばっかり見てたんですよ笑い泣きおかげで私のSNSの広告、ウィッグとガン保険ばっかりよ笑い泣き
で「もし髪抜けちゃったらこのウィッグにしよう」とほぼ決めてました。
爪が黒くなるのも覚悟して、今年の夏のペディキュアはあきらめようと思っていました。
だけどそれもこれも4か月。その後、髪は生えるし爪もまた伸びる。
 
だけど、TS-1は1年間(休薬期間あり)服用。
1年間ほぼずっと吐き気・倦怠感・下痢などの副作用って…つわりのひどいのが1年間続くってことでしょう?
 
それより何よりつらいのが色素沈着。
 
昨日検索魔のままタモキシフェン貰いに行ったドラッグストアの調剤で、
「すみません、この薬のことじゃないんですけど聞いてもいいですか?」
と薬剤師さんに話しかけて、TS-1の色素沈着について聞いてきました。
 
そしたら、
  • 外側から日焼けしたのとは違う色黒さ
  • 高齢者の色が黒くなるのと似ている
  • 体の内側からくるので、日焼け止めや保湿などで抑えられるものではない
  • 他の副作用は服用を辞めれば終わるけれど、色素沈着は元に戻るのが難しい印象
 
という情報を与えてくださいました。
 
もちろん薬剤師さんも下手なこと言えないから
「それでも色が黒くなっても死ぬわけじゃないですから!」
「将来のこともよく考えてください!」
って言ってたけどね。
 
私だってそれしか選択肢がないなら迷わずやるよ!
でもそうじゃないっぽいから悩んでるんだよーーー!!
 
 
シンガポール時代に隣のチームで働いていた同僚が乳がんで亡くなったんです。
しばらく見かけないなーーと思ってから1年以上経った頃に、杖をついて一時的に仕事に戻ってきた彼女を見ても「新しい人入ったのかな?」と思うほど別人のようになっていたんです。
シンガポール人だからもともと私よりは浅黒い肌の色だったけれど、確かに日焼けとは違う健康的ではない色黒さでした。
杖をついていたのはきっと骨に転移していたからなんだろうな…と今なら分かります。
 
 
だから色素沈着のイメージは頭の中にしっかりある。
 
もし経口抗がん剤をやったら、
浅黒くなってしまった顔を鏡で見るたびに
色の変わってしまった手や足を見るたびに
私はものすごく落ち込んで、
きっと人に会うのも外に出るのも避けるようになると思う。
こんなに外に出るのも人に会うのも好きなのにな。
その方がよっぽどストレスで、余計がん再発しそうだ。
 
 
自分の中では経口抗がん剤をやらない方向でほぼ固まってるけど、もうちょっとあがきます。