絶好調で終わった、と思ったこの日![下矢印](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/121.png)
![下矢印](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/121.png)
事件は夜、長女が寝たあとに起こりました。
入院前に外すように言われていた結婚指輪をつけようと思ったんです。
でもサイズがかなりきつくて外すのも結構大変だったので、全摘した左側にはもうつけないほうがいいのかも…?
(乳房を全摘した側では、極力圧迫や傷がつくのを避けるよう、重いものを持つ・採血・血圧測定などもしないよう言われています。)
じゃぁ右の薬指につけよう!
と装着したんです。
キツいけどなんとか入った。
入ったんだけど、…ちょっと待ってコレ抜けなくない?
利き手の右指の方が当然太いことを全く失念しておりました。
サッカーの練習で帰宅の遅かった長男の食事の支度をしたり、長男とおしゃべりしながら、こっそり腕を上にあげてみたり、マッサージしたり、オイルやハンドクリームで滑らせてみたり。
ネットで「指輪 抜けない」と調べてありとあらゆる方法を試してみたのですが、全く抜けないどころかどんどん指が太くなっていく![滝汗](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/039.png)
![滝汗](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/039.png)
え、怖い怖い![ガーン](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/101.png)
![ガーン](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/101.png)
どうしよう![えーん](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/018.png)
![えーん](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/018.png)
一人では抱えきれない!無理だ!!と判断して、夫に
「…どうしよう、指輪抜けない
」
![不安](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char4/597.png)
と白状しました。
ネットに載ってた紐をぐるぐるする方法↓も試してくれたのですが、うっ血した指が太くなりすぎて物理的に完全にムリな感じ。
「はい、対応できます。こちらまでお越し頂けますか?」
「最終手段で消防署で指輪切ってくれる」と書いてあったので消防署に電話したら、一旦どこか別のところにかかり、そこから市内の一番大きな消防署に繋いでくれました。
![消防車](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/379.png)
この時点で21時。
私が支度している間に夫がタクシー会社に電話してくれたけど全く配車してもらえない。
こんなときのカーシェアだとマンションのカーシェアを予約しようと思ったら、去年更新した免許証を登録し直していなかったもんだから免許証の期限が切れていますと出て予約できない
こういうときのためのカーシェアなのに、何やってんだ、私
お友達に車出してもらおうかとも一瞬思ったけど、どこのおうちも子供を寝かせる時間だもんな…と思って、結局バスとタクシーを乗り継いで消防署へ行きました。
車なら10分なのに、結局50分くらいかかった。
そしてその間にもどんどん太くなる右手の薬指![ガーン](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/101.png)
![ガーン](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/101.png)
消防署についたら、受付で屈強な消防士さんが指輪を切断する道具などをひと通り準備して待っていてくれました
ありがとうございます!!
![キラキラ](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/088.png)
「なんとか切らなくてもいいように、もう一回試してみましょう」
と言って、紐をぐるぐる巻く方法をもう一度試してくれましたが、家でやった時より指がパンパンになっていてムリでした…。
「ごめんなさい、やっぱり指輪切断しますね」
と言って準備開始。
手のひらを上にして、金属カッターで指が切れないように薄い金属を指と指輪の間に入れるのですが、これが痛い。むしろこれで指に傷がいくつもできました![えーん](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/018.png)
![えーん](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/018.png)
しかしそんなこと言ってられない![注意](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/111.png)
![注意](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/111.png)
このままにしておいたら、左胸に続き右薬指まで失うかもしれないんだから〜っ![ゲッソリ](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/041.png)
![ゲッソリ](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/041.png)
![ゲッソリ](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/041.png)
![ゲッソリ](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/041.png)
![ゲッソリ](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/041.png)
![ゲッソリ](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/041.png)
指輪カッター使ったら一瞬で指輪切れるのかと思っていたんだけど、小さな金属カッターで少しずつ少しずつ切っていくのですね。
しかも私達の結婚指輪は分厚いようで全然切れないし、摩擦熱で指輪がめっちゃ熱い![炎](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/110.png)
![炎](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/110.png)
我慢強い私も堪らず「熱いです
」と言うと、別の後輩消防士さんが保冷剤持ってきてくれました。
![!](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/092.png)
切っては冷やす、冷やしては切る、の繰り返しでようやく結婚指輪が切れました![キラキラ](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/088.png)
![キラキラ](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/088.png)
これで助かった〜と思ったけど、まだ終わりではありません。
金属だから切ったところで広がらない。
切った指輪の左右から紐を通し、消防士さんが2人で引っ張り合って指輪を広げようやく指が抜けました。
屈強な消防士さん2人で広げてくれた、私の結婚指輪はこちらです![下矢印](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/121.png)
![下矢印](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/121.png)
退院後1週間だったし、もう22時過ぎだったからね。バスは端から諦めた![ネガティブ](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char4/625.png)
![ネガティブ](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char4/625.png)
家に帰ってから気づいたんだけど、私、電話で市内在住と伝えただけで、消防署の受付で名前書いたりとか求められなかったんだよな…。
名前も知らない一市民のために、遅い時間に指輪切って頂き本当にありがとうございました![泣き笑い](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char4/592.png)
![キラキラ](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/088.png)
![泣き笑い](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char4/592.png)
![キラキラ](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/088.png)