人間らしくなった長男 | 歳の差3きょうだい母は乳がんサバイバー

歳の差3きょうだい母は乳がんサバイバー

中2長男、小5長女、3歳次男を育てるフリーランスのワーママです。
2024年3月、46歳で乳がんが見つかりました。
浸潤性乳管癌ⅡA/ER:+/PgR:+/HER2:-/Ki67:12% →リュープリン2年&タモキシフェン10年

昨年買った身長計ステッカーがやはり壁紙にはくっつかないので、
もうマステでいいや!と目盛り柄のマステをずーーーーっと探していたんですが、


今日やっと見つけました笑い泣き


どうせおしゃぶりも買ったんだから、合わせ買いで買っときゃよかったよ笑い泣き




で、そのお買い物に行く時の話です。

元々利用者の多い路線のバスではあるんだけど、雨のせいで途中からめっちゃ人が乗ってきて、車内はギューギュー。
そしたら我々と離れて一番前の席に一人座っていた長男が、途中で乗ってきた3歳くらいの男の子連れのお母さんに「ここどうぞ」とさっと席を譲ったではないですか!!

えーーーーっポーンポーンポーン
私「席、譲りなさい」って声かけてないのに?!


何を大げさな、小学6年生ならそのくらい当たり前、とおっしゃるかもしれませんが、わざわざ検査はしていませんが多分長男は自閉スペクトラム症(ASD) 気味なんだと思うんですよね。


夫も多分そうです。これは本人も言ってたし、子供がASDだと父親もそうであることが多いって昔読んだ本にも書いてあった。

長男は昔からホントに他人に興味がなくて、人の気持ちを考えることができなくて、自分のことしか考えていない子。

今でも家では平気でテレビの前に立ったり、おかずの数を考えないで好きなだけ食べたり、長女に対する言葉がキツかったりしますが、去年あたりからは学校や習い事ではだいぶ人と関わることができるようになってきたようで、「〇〇君と△△君と同じクラスになりたかった〜ショボーン」なんてことを言ったのも今年が初めてでした。


昔混んでいるバスに高齢者が乗ってきたので「席譲って」と長男に声をかけて席を譲らせたら、すっごく機嫌が悪くなったんです。「自分が座ってたかった!」と。その頃はまだ小学2年とか3年で今と比べてまだ体力もなかったからかもしれません。


それに子供が席を譲るって勇気がいることだと思うんです。だからハードルを下げるべく、なるべく自分が率先してやって「そんなに難しいことじゃないんだよ」ということを見せるようにしてきました。
高齢者や妊婦さんに席を譲ったり、足の不自由なおじいさんがバスを降りるのを手伝ったり、おばあさんの荷物を運んだり、目の不自由なおじいさんと一緒に横断歩道を歩いたり。


長男が今回自発的に席を譲れたのは、自分の体力がついたからか、人の気持ちを考えられるようになってきたからなのか、私がそういう姿を見せてきたからなのかは分かりませんが、今回の長男の成長を目の当たりにできてすごく報われた気がしましたキラキラ