自死遺族の私が感じたこと日々あれこれ~誰ひとり取り残さない社会へ~ -278ページ目

最後の街頭演説終わりました

ご報告が遅れて申しわけございません。


7月26日に、みなさまに参院選の結果のご報告、

ということで地元山口駅で街頭演説をしてまいりました。



当事者の声を国政へ

当日は、幼馴染のかなえちゃんとその子どもたち(ヒカルくん、エマちゃん)とかなえちゃんのお父さん、

がかけつけてくれました~

かなえちゃんは福岡にお嫁に行っているので、目の前に現れたとき正直驚きました!

ヒカルくんもエマちゃんも大きくなって・・・子どもの成長ってほんと早いですね。


特にヒカルくんは、小さい頃に一緒に機関車トーマスごっこしたりして遊んだのが懐かしい~

今じゃ立派なお兄ちゃん。

(みんなでとった写真が何故かアップロードされない・・・泣)


フェイスブックではつながっているので山口駅で街頭演説するというのは知っていたので

「驚かせようと思って連絡しなかった」とのこと・・・

とっても嬉しかった。


その他にはうちの母も来てくれました・・・

身内の前で街頭演説する、というのは恥ずかしいですね。


母とは相変わらず喧嘩ばかりですが、

まあそれでも来てくれてありがたいです。


山口駅での街頭演説が終わったあと

母やかなえちゃんや子どもたちとゆっくり話す間もなく

父のお墓詣りに行くためにすぐに移動。


山口駅から父のお墓のある場所まで一時間半近くかかるので

飛行機の最終に間に合わせる為にバタバタの一日でした。


一年ぶりの運転に緊張しましたが、何とかなりました。

道がところどころ新しくなっていて、

おー、すごいー、やっぱり山口は道路が隅々まで綺麗に整備されているなあと。

(他県からくる人に驚かれます)



当事者の声を国政へ


父の墓前に参院選の結果報告。

その後なんとかぎりぎり帰りの飛行機に間に合いました~

はー、ほんと、ばったばたの最後の街頭演説になりました。


山口には前日夜から入ったのですが

ひさびさの山口を満喫。

昔よく行った美味しいご飯屋さんに行きました。

なつかしかった・・・


最後の街頭演説を山口に選んだのは、

やはり、区切りをつけたかったのだと思います。


この選挙を通して、私自身の人生も大きく変わりました。

そしてたくさんの方と出会い、応援して頂きました。

この貴重な経験が出来ること、こういった機会を与えて頂いて

みなさんに本当に感謝しております。


そして、まだまだ声を上げることのできない自死遺族の人たちが少しでも

声を上げやすくなる社会になれば、嬉しいなと思います。


これからも、自分に出来ることから、

少しづつでも社会を変えていきたい。


私なんて本当にちっぽけな存在で、

大きな壁は目の前にたくさんたくさんあって

一生かかっても超えられないようなものばかり。


父を13歳で自殺で亡くした子どもの頃の私は

まさか、26年後に自分が当然ながら

自分がこんなことに挑戦するとも思っていなかった。


生きることで必死で、でもいつも思っていたのは。

山口から、この小さな町から飛び出したい。

私にとって世界とはこの小さな町でしかなかった。


飛び出した今、思うのは、世界は途方もなく広くて。

でも、未だに父の自殺のことや家族のことに囚われている自分もいて。

私の世界は広がっているようで、意外と広がってなくて。


不思議な感覚に襲われるときがあります。


父が生きていた39歳のときに見ていた風景と

私が見ている風景は違うのか、同じなのか。

私は父じゃないから、父の見ていた風景は分からないけど。


でもきっと重なっているところも、たくさんあるんだろうなあ。



7月26日(金)12時~12時30分山口駅前にて選挙の報告致します

急遽決まったのですが、

明日7月26日(金)12時~12時30
分に山口駅前にて選挙の報告の街頭演説を致します。

お近くにいらっしゃるみなさま応援に来て下さい!

その後父のお墓参りにも選挙の報告も兼ねて、
行きたいと思っております。



最後の街頭演説は7月26日(金)山口で!

参院選、終わりました。

あっという間の4か月でした。


結果は残念でした。

当初の目標の緑の党一議席獲得ならず・・・でした。

思った以上に厳しい結果でした。


応援して下さったたくさんのみなさん、

選対メンバー、本当にありがとうございました。


みなさんのおかげで、

田口まゆは何とかこの厳しい選挙乗り切ることが出来、

3000票以上の票を獲得できました。

自分でも思った以上の票数で驚いております。

ありがとうございます。


世界一高いと言われている供託金。


緑の党は既成政党ではないため、

メディアでも「諸派」扱いで報じられることが

ほとんどありませんでした。


国政選挙に関わって、この国の選挙制度のおかしさに

たくさん触れることになりました。


同じ選挙に挑む、としても

既成政党ではない緑の党にはスタートから

大きなハンデばかり。


これでは新しい政党や新しい人たちが政治に参入することは出来ない。

この国のおかしさ、というのは変わらない。


TPPで規制緩和はするけど、

国の中は古い体制のまま。

新しい風を入れることはない。


そんなことを選挙を通じて感じました。


非難するのは簡単だけど

それでもやっぱり、今の自分に出来ることを

小さくとも、一歩づつ行動に移してやっていくしかありません。


今日は最後の選対会議でした。


最後の街頭演説で選挙の報告をしましょう。

ということになり「田口さん、どこに行きたいですか?」

と聞かれやっぱり山口県だなあと思いました。


私の原点でもある場所。


7月26日(金)に時間と場所はまたこちらでお知らせしますが

地元、山口県で選挙のご報告の街頭演説をします!


時間があったら、父のお墓参りもして

父への報告もしたいな、と思っております。



当事者の声を国政へ

選対会議のようす。
選挙の振り返りをしています。

思った以上に和やかでした。


当事者の声を国政へ

選対スタッフの坂井さんから
お花を頂きました。

ありがとうございます。