アオリイカの釣りでソフトワイヤーを使うことが多い。
何故か?
度々経験したが、大型が掛かったときナイロンだと糸切れすることがある。
引きの問題ではなく、捕食速度。
ヤエンやウキ釣りで当たってからイカが安心できる場所まで、合わせを待つことが多い。
その時、大型のイカだとすでに食べきっていて、カラストンビと言われる鋭利なくちばしで糸を切られる。
その為、切られないようにワイヤーを使うと思っている。
ヤエンの場合、ナイロンとワイヤーの引っ掛かりが少ないノットに工夫が必要だか、ウキ釣りの場合は躊躇なくワイヤー使う方が良い。
最近は当たったら、すぐヤエン入れる人も多いが。
ただ、夜間は良いが昼間の釣りでは、ワイヤーが見切られることがある。
今回は、安い手芸用のソフトワイヤーの着色の実験をしたので、公開してみる。
まず、手芸用ワイヤーを用意。
100メートル買ったので、まだかなりある。
通常は、樹脂用染色剤使っているが、試しに汎用のインクジェット替えインクも試してみた。
左のSDNはメットのシールドやバイクシールドの着色に使った残り。
右は100均で買ったインクジェット黒インク。
SDNの使用法に合わせて、着色してみた。
試験区は4個。
①SDN標準使用。
②インクジェット+アルカリ剤
③インクジェット+酸性剤
④インクジェット+メタノール
結果は
インクジェット染料ではどうしても黒くならなかった。
SDNは青成分が多いようだが、インクジェット液は黄色成分が残る。
例えば、黒じゃなくCMYで染めたら上手くいくかも知れないが、そこまでは手が回らなかった。
一度インクジェット液で染色するとSDNで再染色しても、黒く仕上がらなかった。
あまり、意味ない実験とおもうが、基礎研究が好きな性格は仕方ない。