まん延防止措置、いわゆる「マンボウ」は何のために実施され、解除されたのか?
第6波のマンボウ、これは本当に意味があったのか?
ほとんどの専門家が意味無かったと言っているが、業態にもよるが小規模の飲食店にとっては救いになった。
コロナ流行下で、開店休業状態が最もダメージが大きい。
仕入れ無し、人件費無しで、純利益補填される状況は経営者にとって望ましい。
従業員や仕入れ業者にとっては違うが!
その為のベネフィットだけはあったと思う。
コロナの流行と関係なく、緊急事態宣言、マンボウが解除されることがある。
それは、年末と年度末。
これまでの流行傾向をみると、この期間後の感染者数は増加する。
逆に言うと、この期間の飲食店の営業を制限すれば、医療逼迫はある程度抑えられる。
なんで、年末と年度末だけ制限しないか?
これは、思い込みと慣習。
飲食店のこれまでの売上でみると、確かに、年末と年度末がもうけ時。
ただ、コロナ堝で年末と年度末以外の売り上げが安定した方が年商で見たときどうか?雇用の安定ではどうか?事業の継続性ではどうか?
考えれば解る。
また、民間では何とでもなる歓送迎会、忘年会、新年会。
行政サイドでは慣習として止められない。
あの人はやったのに、この人はやらなかったというのが許されないらしい。
その為に、この時期飲食店の制限緩和が行われると勘ぐられても仕方ないほど。
医療従事者に負担が掛かろうか、老人が死のうが関係ないほどの前例主義。
もう、いい加減にしてほしい。