Art of music instrument > Organ に、Reed-Organ/Harmoniumのページを追加しました。

 

 

このページには、現在、2つの楽器が登録されています。

 

一つは、Alexander Francois Debain作のReed-Organ-(Physharmonica) と、

と作者不詳、ドイツのLeipzigで製作されたHarmoniumが掲載されています。

 

関連リンク

 

 

 実は、HarmoniumとReed Organは、同じ楽器を指す名称で、英語圏では、Reed-Organが使用されるようです。(だから、同じページにした)

 この楽器は、パーラーオルガン(parlor organ)、パンプオルガン(pump organ)、キャビネットオルガン(cabinet organ)などさまざまな名称で呼ばれるこの楽器たが、フリーリードを用いて足で空気を送って発音するタイプのオルガンであることには変わりはない。

 どちらかといると、アコーディオンやハーモニカに近いかもしれません(推測だけど)

 

 

虫めがね

 

 今日は、ドイツのLeipzigで作成されたHarmoniumについて、詳細を書いてみようと思います。

 とは言っても、私は、オルガンにそう詳しい方ではない上に、原文がドイツ語であるという事もあって、機械翻訳でも、まともな訳が出てこないでてこずりました。よくわからない点、間違っている点も多々あると思うので、詳しい方がいたら、ご指摘願います。

 

 この楽器は、1973年に寄贈されてから変更されていない状態で保存されています。
 2つの手鍵盤[1]の音域はF1-f3、(※1)下部と上部は、h / c1で分割されています。

上部ストップ[2]列には10個のストップハンドルがあります、ただし6と8を除いて手動[3]

  1. 6 Aeolus harp 2' to lower manual 2 half rows 2',
  2. 9 Aeoline 8' 2 rows 8' not on tutti train,
  3. 9r bassoon 8' a set of aeoline,
  4. 1 diapason 8',
  5. 1p horn echo 8' half opening of diapason,
  6. 1p hollow flute 8' half opening of Melodia,
  7. 1 Melody 8',
  8. 9p oboe 8' a set of aeoline,
  9. 9 Aeoline 8' 2 rows 8' not on tutti train,
  10. 8 Vox Jubilans 16' to the lower manual 2 half rows 16',


下ストップ列には18個のストップハンドルがあります、全て手動:

  1. 6p cornettino 2' a set of aeolus harp 2',
  2. Principal 2',
  3. 7 Subbass 16' C-c,
  4. saxophones 8',
  5. 3 violas 4',
  6. 2 Bourdon 16',
  7. 4 gamba 8',
  8. VH Vox Humana Tremolo by Pinwheel,
  9. 4 seraphones 8',
  10. 2 Cello 16' a set of Vox Jubilans,
  11. 3 flute 4',
  12. Fifre 4'16' Flute 4' and Cello 16',
  13. Clarionet 8',
  14. piccolo 2',
  15. 5 Vox Coelestis 8' half opening clarionet,
  16. Musette 32'

上部オクターブカプラー[4]は下部手鍵盤の上部オクターブにあります。※2

鍵盤に加えて、下部手鍵盤と上部手鍵盤のフォルテキー用にそれぞれ2つのスライド、※3
上部手鍵盤の低音側の上、上部手鍵盤をF1-cに延長するためのトグルバーは、下部手鍵盤2つの真ちゅう製プッシャーの前下部手鍵盤をF1-cの延長のために互いに反応します。※4、
 「Volles Werk」とラベル付けされた左膝レバーは、マニュアルとカプラーの両方へのタッティプルとして、3段階でロックできます。
  フォルテキーは、右膝レバー「discantforte」、右ニープレス[5]「bassforte」、中央のフットプレスで風調節、左側のフットプレスでサブマニュアルの延長キーを離します。

 ピッチを880Hzに調整します。
 

  • ※1に以下の記述があるが意味不明 8 5/2 Zungenreihen, 32'16'16'16'8'8'8'8'8'4'2'2'2', davon ganze Reihen 16'8'8'8'8'8'4'2', halbe Reihen 32'16'16'2'2', im Obermanual 8'8'8' ganze Reihen.
  • ※2 オクターブカプラが判らないので
  • ※3 スライドが判らないので文脈が不明
  • ※4プッシャーが判らないため意味が不明

 

  • [1] 一般にオルガンは、パイプオルガンの用語が継承されているので、足の鍵盤であるペダルがないリードオルガンでも手鍵盤と明示的に区別しています。
  • [2] ドイツ語ではストップの事をレジスターと呼ぶそうで、それが判るまで、大きな謎でした。
  • [3]手動と自動の違いは、明示されていませんが、Harmoniumには、鍵盤を一回押しただけであとは自動で持続されるProlongement(プロロンジュマン)と呼ばれる特殊装置があり、それを自動と呼んでいるのかもしれません。
  • [4]カプラーの意味不明 (何かを接続するもの)
  • [5]ニープレスの意味不明

右矢印 以上が、出典からの機械語訳から、判る範囲で説明した物です。上に10個、下に16個の音色を追加するストッパーがあること、上部の音域を変更するトグルスイッチらしきものと高音部と低音部、各々のフォルテキーがあり、それらの変更機能は、幾つかのレバーやスライド、膝レバー、フットプレスに割り当てられていたことが判ります。音色については、なんとなく想像がつくものと、全くわからないものがありますね爆  笑

 

 

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