こんにちは、MIOUです。
みゅーさんはサマーカットで身軽になったせいか
やたらと元気です。
獲物を狙うこのお顔(前向きなおひげ!)
もしゃもしゃでかわいい(親バカ)
さて今回も
88歳になる母の介護施設入居体験記の
続きです。
施設(サ高住)に入居してすぐに
母は何度か転んで
腕と身体があざだらけになっただけでなく
急激な環境の変化と薬が変わったせいで
せん妄状態になりました。
また足腰も急に弱まってしまい立てなくなり
車いすをレンタルして
移動はもっぱら車いすとなりました。
この様子を見て
担当のケアマネさんもあわてて
介護認定の見直しの手続きをしてくれました。
見直しには役所の調査員が聞き取り調査に
施設まで来てくれます。
(ちなみに入居してきた時点で母の介護度は
「要支援2」でした。)
手続きを申し込んでから調査まで
2~3週間はあったのですが
そのころには母のせん妄状態も
かなり回復していて
本当に治るんだ~とびっくりするくらい
元通りの母になっていました。
(それほどせん妄状態の時の
言動がおかしかった)
もともと認知症的な症状は全くなく
物覚えも私より良いくらいだったので(笑
受け答えについてはしっかりとしていました。
ただその後も何回か転んでいて
あざはひどく残っていて
顔から腕から紫色でひどい状態でした。
また相変わらず自分では怖いといって
車いすに乗っても自走はできませんでした。
(これは今もですが)
紫色のあざだらけの母を見て
調査員の方はびっくりしていたようです。
その他にもいくつか聞き取りをし
見直された介護認定は・・
なんと要介護4!でした。
(後から結果が郵送されてきます)
実は今だから書いちゃいますが
この結果を見て施設の長の方が
「お母さん(認知のほうは全くなくてしっかりしているので)
いくらなんでも要介護4は詐欺じゃないですか!?」
って私に言ったことが今でも忘れられません。
施設長さんいわく、
末期がんの方でも要介護4はなかなか
つけてもらえないのだとか。
でも末期がんであっても状態は色々な
はず、ですよね?
その時私は
詐欺!?
詐欺ってなんですか、人聞きが悪い!!
ってのどまで出かかりましたが
施設に母を預けている身としては
波風は立てたくなかったので
ぐっとこらえました。
母が何回か転んだこともそうですが
施設から紹介された医者の薬の処方のせいで
こうなったかもしれないことを考えると
施設にも責任の一端が全くないとはいえないはず。
なのに
詐欺よばわりするなんて
しかもそれを家族に言っちゃうなんて!
冗談がすぎやしませんかね?
という思いはいまだに心の奥にオリとなって
沈殿していますが。
母にいきなり要介護4の認定が下りたことは
少なからずショックではありましたが
この時に要介護4が付いたおかげで
(おかげ、という言い方も問題ありかもですが)
後になって特養(特別養護老人ホーム)に
入居の申し込みができることに気が付いたので
結果オーライだったと今では思えるように
なりました。
また
例え1年足らずだったとしても
お世話になったサ高住ですので
悪くは言いたくはありません。
施設長さんもちょっとお口は
軽いところはあるものの
基本母には大変良くしてくれましたし
スタッフさんもとても親身に
接してくださったことを
付け加えさせていただきます。
では今日はこの辺で。
またにゃん