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頻繁に食べている人が多い癌リスクの高い16の食品がイギリスの高級紙The IndependentインデペンデントのHealth News に掲載されていました。

 

クオリティペーパー(高級新聞)インデペンデント紙のHealth NewsのWEB版をTVニュースBBCのHealth記事と合わせてよく読んでいます。インデペンデント紙はBBCと同様に政治的にどこにも属さないので、内容が事実に近いんです。BBCは中立性を保つため、取材中プレスにコーヒー1杯とてご馳走になってはいけないと規則があります。

 

この記事はインデペンデントがアメリカのナチュラルオンというヘルスニュースをリンクしたもののようです。日本に当てはまらない食品もありますが、皆様知らず知らずのうちに食べている食品もあります。リスクの高い順番になっているわけではありませんので悪しからず。またこの記事はそのまま訳したのではなく、日本に当てはめて私の知識も合わせて書きましたので、転載等はご遠慮ください。

 

1.レンジでチンするポップコーン

日本ではこれを頻繁に食べる人はそれ程多くはないのでしょうか。レンジでチンする冷凍食品などが日本のこれにあたります。まず、食品が入っている袋ですが、ペルフルオロオクタン酸(PFOA)という発癌性物質が含まれています。コーンに塗る油は遺伝子組み換えの大豆オイルを使用。また防腐剤として使用される没食子酸(っしょくしん)プロピルは胃や肌のトラブルを引き起こす化学合成物質です。ポップコーンのバターの香料としてジアセチルが使用されていますが、これは気管支や肺に悪影響があるとされています。


     


2.非オーガニックフルーツ

フルーツは果糖が多いので、高温多湿な日本では農薬や殺虫剤を多用します。加えて柑橘類等は表面にワックスをかけ、海外産になるとまず防カビ剤・防腐剤、輸入時にシアン化水素で薬剤処理をする燻蒸されて出荷されます。日本の気候で無農薬栽培は難しく、オーガニックや自然栽培の果物は市場に出て私達の口に入ることはかなり難しい状況です。しかし、なるべく農薬や殺虫剤を使用していないものを選びましょう。


        


3.トマトの缶詰

缶詰で頻繁に使われているのがトマトの缶詰。トマト缶に限らず、缶詰は缶に使用されているスズが溶けださないように酸化防止のため内側にコーティングされているのが、環境ホルモンのビスフェノールA又は、BPAです。 日本の缶詰は比較的安心のようですが、海外輸入品は気を付けた方が良さそうです。環境ホルモンとは生殖機能を阻害したり、悪性腫瘍を引き起こしたりする、生体の内分泌系を錯乱させるホルモン作用を持つ化学合成物質のこと。最近はビン詰のトマトも売っているようですので、特にお子さんのいらっしゃる家庭では缶詰のトマトではなく、瓶詰をおススメします。オーガニックのトマト缶でも基本的にはNGです。

    
    

4.ハム・ソーセージ・サラミなどの食肉加工食品

言わずと知れた添加物の塊り食肉加工品。発色剤・酸化防止剤・保存料・防カビ剤・香料・着色料・粘着剤・増量剤・安定剤・化学調味料などの添加物が必ずと言っていい程入っているのがハム・ソーセージ・サラミなどです。原材料表示に発色剤の亜硫酸ナトリウム(亜硫酸Na)・硝酸カリウム(硝酸K)・硝酸ナトリウム(硝酸Na)や保存料のソルビン酸、酸化防止剤のL-アスコルビン酸などカタカナの名前が多いのが食肉加工品。本当は上記写真のように、お肉と塩だけやここに香辛料を加えただけで美味しいハム・ソーセージ・サラミ等ができるんです。原材料が素晴らしいものは、輸入高級食材でお値段が張るのが現状。最近は無塩せきのものもあるので、なるべく添加物が少ないものを選択するのがベストです。


    


5.養殖サーモン

サーモンと鮭の違いは「サーモン」は全て養殖で「鮭」は基本的に天然を意味します。海外産のサーモントラウトと表示があったらほぼ養殖のサーモンです。スモークサーモンもほぼ養殖。因みにスモークが付くとサーモンでも天然も養殖も両方あります。上記写真の国産天然鮭のスモークサーモンをナチュラルハウスで見つけて、最近はこれを隔週で食べています。原材料は北海道産秋鮭・食塩・香辛料だけ。秋鮭は天然魚のみで、春に海で獲れるシロ鮭を時鮭と呼び、秋に川に戻るシロ鮭を秋鮭(あきあじ)と呼び同じ鮭です。養殖に使用されている資材、例えば網・ロープ・ワイヤー・金具・浮き・ケージ・ブルーシートなどは環境ホルモン(内分泌かく乱化学物質)を含んだ材料で作られていることが多く、エサ自体が遺伝子組み換え飼料の確率がかなり高いです。


      


6.ポテトチップス

ポテトチップスを代表とするスナック菓子には、心筋梗塞・狭心症・肥満・アレルギーなど万病の原因トランス脂肪酸が多く含まれ、なるべく食べない方がいいというのは周知の事実となっています。加えまして、発癌性物質のアクリルアミドが含まれており、海外では2000年初頭から注意が呼びかけられています。最近日本でも、内閣府食品安全委員会が発癌リスクが高いことを発表しました。アクリルアミドとは、炭水化物の多い原材料に含まれるアミノ酸の一種のアスパラギンと糖類を120度以上の高温で揚げたり、焼いたりすると化学反応が起こって発生する物質です。多く含む食品にジャガイモの加工品、ケーキ・ビスケット類、トースト、コーンスナック、ほうじ茶、コーヒーなどがあります。最近はオリーブオイルなどで揚げたポテトチップスも販売していますが、油は酸化が早いので普通のポテトチップスとあまり変わらず、頻繁に食べない方がいいのは明らかです。


       
7.水素添加された油(トランス脂肪酸 を含む油)

6のポテトチップスの内容でも触れましたが、トランス脂肪酸は万病の元というのはもう日本でも常識になっています。海外ではトランス脂肪酸を規制している国が増えてきています。しかし、規制している企業はあっても日本はまだまだ。トランス脂肪酸を多く含む食品は、マーガリン・ファットスプレッド(チョコレート・ピーナツバターなどのスプレッド)・ショートニング・スナック菓子・クッキー・ビスケット類・食パン・菓子パン・ドーナツ・カレールウ・シチュールウ・マヨネーズ・インスタント食品・レトルト食品・冷凍食品・揚げ物・てんぷら・フライ・チーズ・コーヒークリーム・生クリーム・ファーストフードの食事・アイスクリーム・チョコレート・即席めん・牛乳・古い揚げ物油・食用油(サラダ油、てんぷら油、大豆油)・ラード、牛脂・牛肉などです。


    

 

8.塩漬け、酢漬け、燻製の食品

ほとんどのこれら加工食品は食品添加物の塊りと言っても過言でないものばかり。合成化学物質の硝酸塩・亜硝酸塩を使用していることが多く、これらそのものは癌を引き起こす成分ではないのですが、体内に入ると発癌性のある「N-ニトロソ化合物」に変わり、これが問題となっています。また、スモークサーモン・スモークチーズ・ビーフジャーキー・スモークチキンなどの燻製食品には、半端では無い量の石油や石炭などから精製される副産物「タール」が含まれており発癌性リスクの高い食品になります。加えて、ベーコン・ソーセージ・サラミは脂質と塩分が異常に高く頻繁には食べない方が良い食品です。ピクルスは塩分濃度が多いのでこちらも控えめにした方が良さそうです。単純に自然塩で塩漬け、品質の良いお酢でつけた酢漬け、無添加の燻製食品なら安心できそうですが、基本的に加工食品は毎日頻繁に食べることはおススメ出来ません。日本にはなかなかクオリティの良い塩漬け・酢漬け・燻製加工食品が無いというのも理由の一つです。



 

9.精製された白い小麦粉

精製された白い小麦粉は、既に加工段階で栄養が破壊されている健康に良くない最悪の食品というのは日本でも定着しています。現在市場に出回っている小麦粉は、昔からの製法で作られたものは少なく、塩素で漂白されたものが大半です。最近糖質制限ダイエットが流行しているようですが、糖質は砂糖などの甘味料だけではなく炭水化物、要するにパンやパンケーキなどの小麦粉製品も含まれています。小麦粉は糖質が高く高血糖で、癌リスクの高い食品に分類されます。全く食べないというのではなく、食べる量を減らしたり、白い小麦粉ではなく全粒粉やそば粉などで代用することをおススメします。


    
 

10.遺伝子組み換え食品

遺伝子組み換え食品は発癌性があるというのは、フランスのある大学の実験で明らかになったにもかかわらず、様々な圧力に遭い取り消されてきました。日本でも遺伝子組み換え食品=発癌性食品というのは、広く認知されていることです。世界的な遺伝子組み換え技術を有する多国籍企業は、常にワースト企業にランクされ、特にヨーロッパのEU諸国では遺伝子組み換え作物に対する市民反対運動も起きています。日本は遺伝子組み換え原材料が5%未満であれば「遺伝子組み換えでない」の表示が可能です。また日本は、遺伝子組み換え表示が義務付けられている食品は30種類のみで、発癌性以外にもアレルギー疾患・不妊・臓器損傷・早期死亡・肝障害など様々な多くの病気のリスクが高まることが確認されています。日本では基本的に遺伝子組み換え食品は禁止されていますが、輸入食品に関しては規制は無くどの食品に潜んでいるかは、遺伝子組み換え食品について学んだ人でないと分からないような仕組みになっています。上の写真の揚げ物は、パン粉・小麦粉・卵の鶏の餌・肉の家畜飼料・生野菜とデミグラスソースに使用した野菜の肥料・香辛料・ケチャップが輸入品であれば香辛料とトマトなどの野菜が遺伝子組み換えの可能性があります。


    

 

11.精製された砂糖

精製された砂糖が健康に良くないのは、もう周知の事実ですので説明する必要もないと思います。なぜ砂糖が健康に良くないのかはこちら をお読みください。


    

 

12.合成甘味料

白砂糖より悪いのがアスパルテームやスクラロースやサッカリンなどの合成甘味料です。アスパルテームの成分の一つであるメチルアルコールは、消化されるとホルムアルデヒドに変わります。アメリカではアスパルテームの被害サポートまであってさまざまな健康被害が報告されています。サッカリンはコールタール化合物でファミリーレストランなどに置いてあるカロリーゼロシュガーに入っています。スクラロースは98%が純粋だとみなされていますが残り2%は重金属・メタノール・ヒ素で出来ています。これらの合成甘味料は化学薬品と同じで食べ物ではありません。健康になりたいのなら、そして発癌性のリスクを減らしたいのなら、絶対に摂取してはいけない食品のひとつです。

 

13.ダイエット食品(ダイエットに効果的・低脂肪・無脂肪などの表示のある食品)

日本でも低脂肪・無脂肪の表示やダイエットに効果的な謳い文句の食品を見かけますが、前者は牛乳や乳製品などに多いですよね。そして、後者はサプリメントなどの補助食品に表示されているのを良く見かけます。日本で市場に出回っているサプリメントのほとんどはNG。食品添加物の塊りで原材料はケミカルなものばかり。栄養は食品から摂取することが基本で、サプリメントは旅行などでどうしても必須栄養が取れない場合の補助的なものです。また、低脂肪・無脂肪などの表示のある食品は牛乳によく見られますが、これらは成分調整牛乳になります。成分表示をを見て頂くと分かりますが、脂肪分を減らして化学合成物質のビタミンやカルシウムなど添加物を加えているものが多いのが分かります。また単純に脂肪を抜いたものでも、満足感が得られず必要以上に多く飲んでしまうので、結局脂肪を多く摂取している事になり低脂肪や無脂肪の意味がないという研究結果が報告されています。本当にダイエットしたいのであれば、ダイエット食品ではなく、健康的に痩せるために、野菜や果物などフレッシュな食品を食べた方が効果的です。もちろん出来るだけ体に負担の無いオーガニックのものを選びましょう。

 
     


14.アルコール飲料

アメリカの研究機関で14年間のべ20万人の閉経した女性を対象に調査を行ったところ、アルコールの摂取量が多い女性はほとんど飲まない女性に比べて乳癌になる確率が30%も高くなることが分かりました。毎日適量の赤ワインを飲むことは健康に良いことが分かっていますが、ワイン・日本酒・ビール・その他アルコール類は何でも健康リスクが高くなることは頭の片隅におきながら飲む量を調節しないと、老年期になって健康被害が出てくることは否めません。

 
    

15.赤身の肉

上記写真はニュージーランド産グラスフェッドビーフ。麻布十番の日進で購入可能です。餌の牧草は無農薬で認証は取っていませんが、ほぼオーガニックです。赤身のお肉は健康に良くありませんが、グラスフェッドつまり牧草牛であれば鉄分・アミノ酸・オメガ3脂肪酸が豊富で健康に良いと言われています。しかし10年間の研究でオーガニックであっても、毎日赤身肉を食べていると男性で22%、女性で20%も食べていない人より乳癌、前立腺癌、大腸癌のリスクが高まることが分かりました。グラスフェッドビーフが手に入るようになってから、赤身肉を自宅でステーキにして頂いていますが、毎日食べているわけではありません。子供の頃や20代30代はお肉が好物でした。フレッシュなグラスフェッドビーフからは良質な栄養素が摂取出来るので、たまには食べた方が良いと私は考えています。ヴィーガンやマクロビアンで肌が土色でつやが無くシワっぽくてカラダの線が細い人を見ると更にそう思います。毎日食べることはありませんが、クオリティの良いお肉であれば良しとしています。


     

 

16.清涼飲料水

上記写真はイタリアのオーガニックコーラで、どんな味がするのか試しに飲んでみました。コカコーラと同じ味でしたが、清涼飲料水を飲むことは1年に1,2度くらいでしょうか。炭酸飲料などの清涼飲料水にはコーラ・レモン味・グレープ味など種類も豊富で様々なメーカーのものがありますが、基本的に全て原材料も製造過程もほぼ同じです。違いは最後のフレーバーだけ。100%遺伝子組み換えトウモロコシを加工したコーンシロップが原材料の果糖ぶどう糖液糖に、炭酸だけ入れればサイダーになり、サイダーにコーラの香料とカラメルを入れればコーラになり、サイダーに生姜フレーバーを入れればジンジャーエールになります。果糖ぶどう糖液糖にどんなケミカルフレーバーを入れるかで商品名が変わるだけです。前出に遺伝子組み換え食品の項目がありましたが、ベースの果糖ぶどう糖液糖が遺伝子組み換えトウモロコシが原料とあれば、発癌性が高いのも当たり前ですね。また、ダイエットコークなどは発癌性のあるアスパルテームやスクラロースなどの人工甘味料が使用されていますので実は通常のコーラよりも発癌性の高い怖い飲み物です。



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