昨日は楽しみにしていた愛宕神社の一大イベント出世の階段祭が雨で見れずとっても残念。
雨の中開催されたのかしら。。。
また、3日間ブログを更新していなかったのに、たくさんの方がアクセスしてくださって
更新日のアクセス数とほとんど変りませんでした。
皆様、私の拙いブログを読んで下さって本当に有難う御座います!
これからも宜しくお願い致します。
本題に入りまして。。。
ポテト味が大好きなわたくし。たまに食べたくなるポテチは、米油で揚げた有機ポテチ又は、アボカドオイルで
揚げたアメリカの上の写真のポテチ。 オーガニックライフをおくるようになってからは頻繁に食べなくなった。
トランス脂肪酸の記事は何度か書いているが、ここでもう少し掘り下げた記事にしましたので
ご参考までに。
脂肪酸は大まかに分けると、
悪い脂肪酸である飽和脂肪酸と良い脂肪酸である不飽和脂肪酸があると前回記事にした。
トランス脂肪酸はカラダに悪いものと誰もが認識しており飽和脂肪酸かと思いきや、実は不飽和脂肪酸。
過去記事はこちら→ 油と健康のはなし - 油と細胞
油と健康のはなし - 不飽和脂肪酸と飽和脂肪酸トランス脂肪酸の規制
トランス脂肪酸の影響
脂肪酸の詳しい表はこちらをクリック→ 脂肪酸の表
それでは、「狂った油」と言われるトランス脂肪酸は、良い油と言われる不飽和脂肪酸に属するのに
何故カラダに悪いのか。。。と言えば、人工的につくられた油だから。
トランス脂肪酸は、トランス脂肪酸という名前の脂肪酸が1つだけあるわけではなく
トランス型の二重結合が1つ以上あるものをすべてトランス脂肪酸と呼んでいる。
その中で、ウシなどの動物の体脂肪と乳脂肪に微量にある自然界のトランス脂肪酸と、
自然界にはない油脂を加工・精製する工程でできるトランス脂肪酸がある。
ここでいう「狂った油」と言われているのはもちろん後者の方で、
油脂を人工的に加工・精製する工程でできるもの。
液状の不飽和脂肪酸を固形化するために水素添加をすると飽和脂肪酸に変化するが、
その過程において発生する副産物がトランス脂肪酸。
この人工的なトランス脂肪酸を含む食品を多く食すと、病気になるリスクが高まることが言われている。
トランス脂肪酸は、善玉菌を減らし悪玉菌を増やす、カラダの細胞の細胞膜の中にトランス脂肪酸が
入り込んで、細胞膜と細胞の動きを狂わせる、体内にあるビタミンなどの栄養素を食荒らすなどが
研究結果で明らかになっている。
*細胞膜と油の関係は上記油と健康のはなし - 油と細胞
をご一読下さい。
具体的にどんな病気のリスクが高まるかといえば、動脈硬化による脳梗塞や心筋梗塞、心臓疾患、ガン、
免疫機能低下、認知症、不妊症、アレルギー疾患、アトピー性皮膚炎、認知症、糖尿病、
脳の60%は脂質で構成されているため脳へのダメージにより、ADHD(注意欠陥・多動性障害)、
情緒不安定、うつ病、集中障害など多くの病気の原因になる。
マーガリン、ファットスプレッド(チョコレート・ピーナツバターなどのスプレッド)、ショートニング、
人工的に作られた植物性油脂などに含まれ、これらを使用した加工食品、ファーストフードの食品などは
全てトランス脂肪酸が含まれている。
具体的には、スナック菓子、クッキー、ビスケット類、食パン、菓子パン、ドーナツ、カレールウ、
シチュールウ、マヨネーズ、インスタント食品、レトルト食品、冷凍食品、揚げ物、てんぷら、
フライ、チーズ、コーヒークリーム、生クリーム、ファーストフードの食事、アイスクリーム、
チョコレート、即席めん、牛乳、古い揚げ物油、食用油(サラダ油、てんぷら油、大豆油)、
ラード、牛脂、牛肉など。
日常生活でよほど食べ物に気を使っていなければ、
トランス脂肪酸を避けるのは難しい程に様々な食べ物に含まれている。
海外ではトランス脂肪酸を含む食品の規制している国々や、トランス脂肪酸自体を使用禁止に
している都市もあるが日本では摂取量が少ないという理由で、警告はしているが現在も規制は全く無し。
そのひとつの理由に、規制が義務化されれば、食品中のトランス脂肪酸含有量の測定や表示、
パッケージの変更などコストがかなりかかるので、そこまでするほど深刻な問題ではないという判断があった。
国内での取り組みは、関東に多くの店舗を持つセブンイレブン・ヨーカドーなどの
小売業セブン&アイホールディングスが、2010年12月にトランス脂肪酸を含む食品を原則店舗に
置かないという方針を明らかにしたのみ。
しかし、日本では海外に比べると摂取量が少ないとはいえ、
塵も積もれば山となるで長期的に見てリスクは高まっていくのは明らか。
また、私のように健康や美容に気を使っている方々は、脂質で60%が構成されている脳や、
脂質が重要な構成要素の細胞膜のためにはトランス脂肪酸は避けた生活をした方が断然いい。
脳や細胞膜を含む細胞を活性化させることは、健康と美容と坑老化の鍵となるからだ。
トランス脂肪酸を避けるには、まず
・マーガリン・ショートニングを原材料に使用した食品をなるべく摂取しない。
・揚げ物はなるべく避けて、トランス脂肪酸を含まない油で揚げたものを選ぶ。
具体的にはオリーブオイル、キャノーラ(なたね)オイル、マカデミアナッツオイル、米油、
アボカドオイルなど。
・食品の原材料表示を必ず確認して、植物油、植物油脂、植物性油脂、加工油の表示に気をつける。
この表示の場合ほとんどがトランス脂肪酸を含む油。
・市販のマヨネーズやドレッシングのほとんどがトランス脂肪酸を含んでいるので出来るだけ手作りする。
・ファーストフードやファミリーレストランの外食を控える。
・出来るだけ必須脂肪酸オメガ3脂肪酸を摂取するように心がける。αリノレン酸を含むシソ油、エゴマ油、
ゴマ油、菜種油、大豆油、くるみ、亜麻仁油(フラックスシードオイル)、青魚に含まれるDHAやEPAには
トランス脂肪酸抑制効果があると言われる。
・オメガ3脂肪酸の簡単な摂取方法は、スプーン一杯のフラックスシードオイルを毎日飲むこと。
αリノレン酸はDHAとEPAに変換される。
長くなったが、何故トランス脂肪酸がカラダに良くなくて、
どのような食品をたべないようにすれば良いかがお分かり頂けたのではないかと思う。
*フラックスシードオイル(亜麻仁油)は酸化が早く食用に向かないことが判明しました。
詳細はこちらの記事 をお読みください。
読んで下さって有難う御座います。
昨日はオーガニックライフランキング1位、
有機・オーガニックランキング3位でした。
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