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杉田 水脈(すぎた みお)オフィシャルブログ

衆議院議員「すぎた水脈(スギタミオ)」の公式ブログです。

昨日は下関市からスタート。
早朝からミニ集会を開いていただきました。
急な開催にも関わらずたくさんの方にお集まりいただき、1時間しっかりと皆さんからの質問にお答えしました。
その後、挨拶回りをして、午後にはもう一つのミニ集会。下関の皆さんはやはり「安倍総理ロス」が大きく、「もう、政治には関わりたくない」と言う意見もたくさん耳にします。丁寧に今の政治の現状を説明し、もう一度お力を貸していただけるよう、お願いをしました。
たくさんの方をご紹介くださった椎原由紀子前女性局長に心から感謝です。
挨拶回りの途中にHIKOSHIMA NICE VIEW DAYSに立ち寄り、主催者や出店している方々にお話を伺いました。
夕方には山陽小野田市に移動し、江本郁夫先生の総務会長就任激励会に参加。祝辞を述べました。
山陽小野田市長から宿題もいただきましたので、国政の場で尽力して参ります。

























台湾2日目。
朝8時にホテルを出て、まずは蔡英文総統に謁見する為、総統府へ。今回の訪台している超党派の議員約50名が、一人ひとり、総統にご挨拶。
待合室には日本産の海産物を使ったオードブルが並んでいました。
謁見を終え、双十国慶節祝賀パレード会場へ。
蔡英文総統の総統として最後の国慶節演説は、日米との連携の強化、世界の台湾、民主主義の台湾を力強く訴えられました。
今回も我々は日華懇としてパレードに参加。私は2回目のパレードでしたが、観客の皆さんの大きな声援に前回以上に感激しました。
パレード終了後は蔡英文総統を囲んで昼食会。
さっきとは打って変わってユーモアを交えながら我々と歓談される蔡英文総統。その暖かいお人柄が伝わります。最後は一人ひとりとツーショット写真を撮影してくださいました。
その後はホテルに戻って参加者全員で記者会見。台湾と日本のメディアが多く参加しており、注目度の高さが伺えます。



























合同慰霊祭は晴天の下、大勢の方々にお集まりいただきました。


以下、私が昨日、日本側の出席者を代表して述べたスピーチの原稿を貼付します。
普段、原稿書かないのですが、英語の訳を入れながらのスピーチなので、原稿が欲しいと依頼されましたので、朝から書きました。

ただいま、ご紹介いただきました、衆議院議員の杉田水脈です。
本日、このように日本とグアム、双方の皆様にお集まりいただき、合同慰霊祭が挙行されますこと、大変嬉しく思います。

先の戦争から78年が経ち、実際に体験された方も本当に少なくなられましたが、戦後生まれの我々がしっかりとその記憶を次の世代に伝えていく責任があると思います。

当時は、日本軍、アメリカ軍、そして現地の住民の方々と、それぞれ立場が違い、背負っているものも違っていました。今、こうして分かり合えるもの同士が、憎しみ合い、殺し合った悲劇を思うと本当に心が痛みます。

それが戦争です。
2度と繰り返してはなりません。

今、世界は当時の戦争前に増した、緊迫した状況にあります。
ロシアによるウクライナの侵略は、大方の予想に反し、長期化しています。国連などが全く機能していないことも、皆さん、ご存知だと思います。
また、日本はロシア、北朝鮮、中国という隣国の脅威に曝されており、自国の防衛力の強化、日米同盟の深化が喫緊の課題となっています。

この動きは決して戦争を起こすためのものではありません。

相手に侵略する隙を与えない、自国を守る覚悟を見せることで、戦争を未然に防ぐものです。

私は2015年からこの慰霊祭に参加しています。
ここ数年はコロナの為、グアムに来ることができませんでしたが、今日、運営してくださった皆さんとつねに連絡を取り合っていました。

この間合同慰霊祭から学ぶものはとても大きいです。
皆さんでこうして、両国の国歌、そしてグアムの歌を歌い、笑顔で会話ができる、この平和を守っていきたい。
皆さん、そう思いませんか?

最後になりましたが、私はこの地で玉砕された英霊のことを思う度、若い命を散らして守ろうとした日本とは、なんだったのか?今の日本を見て、どう思われるだろうと考えます。もしかしたら、今の状況を嘆いていらっしゃるかもしれません。
日本は今の私たちだけのものではありません。先祖の方々が繋いでこられたもの、そして、未来にそれを繋いでいく責任が、今を生きる私たちにはあります。

このことをしっかり胸に刻み、これからも国会議員として、皆様と共に日本とグアムの親交に努めてまいりたいと思います。どうぞよろしくお願いいたします。
本日はありがとうございました。