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杉田 水脈(すぎた みお)オフィシャルブログ

衆議院議員「すぎた水脈(スギタミオ)」の公式ブログです。

台湾2日目。
朝8時にホテルを出て、まずは蔡英文総統に謁見する為、総統府へ。今回の訪台している超党派の議員約50名が、一人ひとり、総統にご挨拶。
待合室には日本産の海産物を使ったオードブルが並んでいました。
謁見を終え、双十国慶節祝賀パレード会場へ。
蔡英文総統の総統として最後の国慶節演説は、日米との連携の強化、世界の台湾、民主主義の台湾を力強く訴えられました。
今回も我々は日華懇としてパレードに参加。私は2回目のパレードでしたが、観客の皆さんの大きな声援に前回以上に感激しました。
パレード終了後は蔡英文総統を囲んで昼食会。
さっきとは打って変わってユーモアを交えながら我々と歓談される蔡英文総統。その暖かいお人柄が伝わります。最後は一人ひとりとツーショット写真を撮影してくださいました。
その後はホテルに戻って参加者全員で記者会見。台湾と日本のメディアが多く参加しており、注目度の高さが伺えます。



























合同慰霊祭は晴天の下、大勢の方々にお集まりいただきました。


以下、私が昨日、日本側の出席者を代表して述べたスピーチの原稿を貼付します。
普段、原稿書かないのですが、英語の訳を入れながらのスピーチなので、原稿が欲しいと依頼されましたので、朝から書きました。

ただいま、ご紹介いただきました、衆議院議員の杉田水脈です。
本日、このように日本とグアム、双方の皆様にお集まりいただき、合同慰霊祭が挙行されますこと、大変嬉しく思います。

先の戦争から78年が経ち、実際に体験された方も本当に少なくなられましたが、戦後生まれの我々がしっかりとその記憶を次の世代に伝えていく責任があると思います。

当時は、日本軍、アメリカ軍、そして現地の住民の方々と、それぞれ立場が違い、背負っているものも違っていました。今、こうして分かり合えるもの同士が、憎しみ合い、殺し合った悲劇を思うと本当に心が痛みます。

それが戦争です。
2度と繰り返してはなりません。

今、世界は当時の戦争前に増した、緊迫した状況にあります。
ロシアによるウクライナの侵略は、大方の予想に反し、長期化しています。国連などが全く機能していないことも、皆さん、ご存知だと思います。
また、日本はロシア、北朝鮮、中国という隣国の脅威に曝されており、自国の防衛力の強化、日米同盟の深化が喫緊の課題となっています。

この動きは決して戦争を起こすためのものではありません。

相手に侵略する隙を与えない、自国を守る覚悟を見せることで、戦争を未然に防ぐものです。

私は2015年からこの慰霊祭に参加しています。
ここ数年はコロナの為、グアムに来ることができませんでしたが、今日、運営してくださった皆さんとつねに連絡を取り合っていました。

この間合同慰霊祭から学ぶものはとても大きいです。
皆さんでこうして、両国の国歌、そしてグアムの歌を歌い、笑顔で会話ができる、この平和を守っていきたい。
皆さん、そう思いませんか?

最後になりましたが、私はこの地で玉砕された英霊のことを思う度、若い命を散らして守ろうとした日本とは、なんだったのか?今の日本を見て、どう思われるだろうと考えます。もしかしたら、今の状況を嘆いていらっしゃるかもしれません。
日本は今の私たちだけのものではありません。先祖の方々が繋いでこられたもの、そして、未来にそれを繋いでいく責任が、今を生きる私たちにはあります。

このことをしっかり胸に刻み、これからも国会議員として、皆様と共に日本とグアムの親交に努めてまいりたいと思います。どうぞよろしくお願いいたします。
本日はありがとうございました。
午前中の飛行機で上京し、そのまま新宿区にある産業遺産情報センターへ。
「産業遺産情報センターへの一次史料提供に係る感謝状贈呈式」に参列し、祝辞を述べました。 
感謝状を贈呈された清本さん恒崎さんは、それぞれのお父様が朝鮮半島と台湾ご出身の方で、当時造船所や炭鉱などで働かれた時の給与明細等、労働環境や生活がよく分かる貴重な資料を提供されました。
日本を貶める「嘘」を糺していけるのは「真実」のみです。一次資料は最も重要なのです。
今月14日、世界遺産委員会は、「明治日本の産業革命遺産」の保全状況を審査し、日本の対応を「不十分」とした2021年の委員会決議から一転して、日本の取り組みを認める決議を採択しました。


加藤康子館長をはじめとする皆さんの努力が実りました。
安倍晋三元総理の国葬からちょうど一年。安倍元総理も天国でお喜びのことと思います。

この後は議員会館に戻り、責任ある積極財政を推進する議員連盟に出席。
新たな経済対策に向けた提言案について、議論しました。