孤独対策勉強会〜イギリスの実情及び日本における孤独対策の必要性 | 杉田 水脈(すぎた みお)オフィシャルブログ

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月曜日に行われた第四回自民党若手有志による孤独対策勉強会は「イギリスの実情及び日本における孤独対策の必要性について」ロンドンとオンラインで繋いでの講演。
「イギリスでは、コロナによる孤独や不安は深刻な状況ではない。良好な人間関係を持っていた人はそのまま継続。コロナ以前からトラブルを抱えていた人は深刻だが。」と、語っていらっしゃったのがとても印象的でした。
日本は死亡者も感染者もイギリスの百分の一以下、重症化率も低いのに、コロナの影響はとても深刻。この差は何なのか?
この後、上田路子早稲田大学准教授のエビデンスに基づいた講演では、日本もイギリスと同じく、「孤独を感じる人の割合」はコロナ禍が始まってからずっと横ばいでした。
また、自殺はコロナ自粛中には増加しておらず、前回の緊急事態宣言が明け、自粛から通常に戻った後に急増しています。先生のお話では「収入と孤独感」に相関関係があることは確実とのことでした。
最後に「安倍政権下で様々な対策が行われ自殺は確実に減った。しかしこれの効果検証ができないので何が効いているのかわからない。今後の課題です」と話されました。